JR東日本、初の出資案件を発表
JR東日本スタートアップ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:柴田裕)が、初めての出資案件を発表しました。出資先は、大阪を拠点とするakippa株式会社と、京都の株式会社バックテックの2社です。この投資は、2018年2月に設立されたJR東日本スタートアップにとって、記念すべき初の動きとなります。
akippa株式会社について
akippaは、最新の移動サービス「MaaS」(Mobility as a Service)を中心に、駐車場のシェアリングサービスを展開しています。JR東日本グループでも、このアプリを通じて保有する駐車場の貸し出しを行い、今後もサービスのエリア拡大を図っていく予定です。
出資の目的
JR東日本としては、シェアリングサービスとの連携を通じて、沿線や地域の利便性向上を目指しています。また、観光や日常の移動において、鉄道と他の交通手段とのシームレスな接続を促進し、新たな移動体験の提供を狙っています。これにより、JR東日本グループのインフラをより有効に活用し、地域の魅力を引き上げることも意識しています。
株式会社バックテックについて
次に、バックテックは医療とテクノロジーの融合による健康社会の実現を目指しています。具体的には、腰痛に特化したアプリ「ポケットセラピスト」を展開し、ユーザーの健康改善に貢献しています。JR東日本グループとは、フィットネス施設を活用した「こしケアプログラム」の実施を通じて、健康を軸にした連携を進めています。
健康経営への貢献
JR東日本の出資目的の一つには、社会課題である健康の向上があります。健康的な働き方を推進し、生産性向上に寄与することで、国全体の健康寿命の延伸にもつなげたいとしています。JR東日本は、リアルなインフラを活かして、大学と連携した研究成果を市場に提供する形で、イノベーションの創出を進める方針です。
結論
今回の出資は、移動と健康という二つの重要なテーマに基づいています。JR東日本スタートアップは、今後もスタートアップ企業の先進的な技術やアイデアを活かしながら、各地域に新しい価値を提供していくことでしょう。共創を強化することで、地域社会や日常生活に寄与していく姿勢が期待されます。これからの展開に注目です!
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