印西市の中学1年生チームがワールドステージに挑む
千葉県印西市の公立中学校に所属する1年生チーム『トルマリン』が、国際ロボット競技会日本大会で見事に6位入賞を果たし、2025年7月にオーストラリア・シドニーで開催される『Asia Pacific Open Championship』への出場権を獲得しました。この快挙は、1年前に始まった小学校のプログラミング授業からの挑戦の集大成とも言えます。
きっかけは小学校でのプログラミング授業
『トルマリン』というチーム名は、印西市立原山小学校のプログラミング授業がきっかけで名付けられました。授業ではLEGO(R) Education SPIKE(TM) Primeを用い、学生たちはロボットの設計やプログラミングに取り組みました。それだけでなく、社会課題についての研究やプレゼンテーション技術の向上にも力を注いできました。こうした経験が、彼らを全国大会に導いてくれたのでしょう。
日本大会での素晴らしい成果
2025年2月、東京のお台場で行われた日本大会では、約半年間の練習の成果が実を結び、トルマリンは全国6位という素晴らしい順位に輝きました。この大会ではロボットの競技だけでなく、プレゼンテーションやコアバリューの実践など、多彩な要素が評価の対象となり、彼らは見事にそのすべてで高いスキルを示しました。
グローバルな競技会の面影
『FIRST(R) LEGO(R) League Challenge』は、世界中の9歳から16歳までの子どもたちが参加する、約67,000チームが競うグローバルなSTEAM教育プログラムです。学生たちは自律型ロボットを使い、課題を解決するための多角的なミッションに挑み、プレゼンテーションを行います。各国からの参加者が一堂に会するこの大会は、まさにグローバルな舞台です。
世界大会出場に向けたクラウドファンディング
トルマリンが世界大会に出場するには、参加費、渡航費、宿泊費、ユニフォーム代、研究費など、約800万円の資金が必要です。彼らはすでに、街頭募金やイベント募金を行い資金調達に挑戦中です。この資金調達の過程も、FLL活動の一環として重要な学びと位置づけられています。
クラウドファンディングの詳細
オンライン支援の受け付けも始まっており、彼らの活動を支えるための情報は以下の通りです。
- - プロジェクト名: 公立小から世界大会へ!子どもたちが世界で輝くために、 あなたのサポートをお願いします!
- - 実施期間: 2025年5月12日~2025年6月30日
- - URL: クラウドファンディングページ
さらに、チームや活動の詳細は公式サイトでご覧いただけます。
まとめ
印西市の子どもたちが挑む国際ロボット競技会、そしてその背後にある彼らの努力と挑戦の物語は、多くの人々にインスピレーションを与えています。ぜひ、彼らの成長を見守り、応援する温かいサポートをよろしくお願いいたします。