ミドル・シニア採用戦略
2023-08-07 09:00:01
採用難を突破!ミドル・シニア人材活用セミナー開催
採用難を打破する切り札!ミドル・シニア人材の活用セミナーレポート
近年、深刻化する人材不足は多くの企業経営陣を悩ませています。特に生産年齢人口の減少は、企業の成長を阻む大きな課題となっています。そんな中、新たな活路として注目されているのが、ミドル・シニア層の積極的な活用です。
2023年8月29日、株式会社ワールドインテック主催のウェビナー「ミドル・シニア人材確保に向けた採用市場の現状と新たな活用手法」が開催されました。本セミナーでは、ミドル・シニア人材の採用市場の現状分析から、効果的な活用方法、そして企業間連携による在籍型出向といった革新的な戦略まで、幅広い内容が網羅され、多くの企業関係者から注目を集めました。
セミナーのハイライト
セミナーでは、株式会社ワールドインテック、株式会社マイナビミドルシニア、EPプロキャリア株式会社の3社から、それぞれの専門家が登場。多角的な視点から、ミドル・シニア人材活用の重要性と可能性について熱く語られました。
第一部: 採用市場の現状分析
まず、現状の採用市場における課題が提起されました。若年層の採用が困難になっている現状に加え、既存社員の高齢化への対応も急務であることが強調されました。特に、熟練の技術やノウハウを持つミドル・シニア層の確保は、企業の競争力を維持、向上させる上で極めて重要だと指摘されました。
第二部: ミドル・シニア人材の効果的な活用方法
第二部では、ミドル・シニア層の能力を最大限に活かすための具体的な方法が提示されました。単なる人材確保だけでなく、彼らの経験や知識を組織に活かすための研修制度やキャリアパス設計の重要性が強調されました。また、個々の能力や希望を踏まえた柔軟な配置転換、モチベーション維持のためのマネジメント手法なども紹介されました。
第三部: 在籍型出向の可能性
近年注目を集めているのが、在籍型出向です。これは、従業員が元の会社に在籍したまま、他の会社に出向する制度で、人材の有効活用とコスト削減の両面でメリットがあります。セミナーでは、在籍型出向のメリット・デメリット、成功事例、導入における注意点などが詳しく解説されました。特に、企業間連携の重要性や、制度設計における工夫が成功の鍵となることが強調されていました。
まとめ
少子高齢化が進む日本において、ミドル・シニア層の活用は、企業の成長戦略において不可欠な要素となっています。本セミナーで紹介された情報や戦略は、多くの企業にとって、将来を見据えた人材戦略を策定する上で、大きなヒントとなるでしょう。参加者からは、「具体的な事例が多く参考になった」「在籍型出向について新たな視点を得ることができた」といった好意的な意見が多く聞かれ、セミナーは大成功に終わりました。
今後、ミドル・シニア層の活用は、企業にとってさらに重要な課題となっていくと考えられます。本セミナーで紹介されたような、柔軟で創造的な人材活用の取り組みが、日本企業の活性化に大きく貢献することを期待します。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ワールドインテック
- 住所
- 福岡県福岡市博多区博多駅前2-1-1 福岡朝日ビル6F
- 電話番号
-
092-481-0209