コロナ禍におけるリモートワークの新たな支援サービス
新型コロナウイルスの影響で、多くの企業がリモートワークを導入せざるを得ない状況に直面しています。この状況を踏まえ、東京都品川区に本社を構える株式会社パプレアが、リモートワークを支援する新たなサービス「ビズエニー」を無償で提供することを発表しました。この取り組みは、緊急事態宣言中の企業の業務を効率化し、従業員間のコミュニケーションを促進することを目的としています。
「ビズエニー」の特徴と機能
「ビズエニー」は、リモートワークをよりスムーズに行えるように設計されたウェブベースのツールです。仮想オフィス空間を提供し、業務の見える化を実現する数々の機能を備えています。以下にその主要な機能を紹介します。
1. クォータービュー機能
この機能では、各従業員の仮想アバターが業務に従事しているかどうかをリアルタイムで示します。これにより、他のメンバーがどれだけの稼働状況にあるかを一目で確認でき、必要なときに話しかけるきっかけを提供します。
2. 勤怠バー機能
パソコンの前にいる時間や、それ以外の時間を自動的に判定し、その結果をグラフ化します。これにより、リモート業務中の勤務状況を可視化し、Googleカレンダーとの連携で業務スケジュールの確認が容易になります。
3. タスク管理機能
この機能では、チーム単位で業務をカテゴリ分けし、各メンバーが今何に取り組んでいるのかを可視化します。リモートワークでもタスク状況が把握でき、協力の促進が図れます。
4. 日報機能
タスク管理から自動的に日報を作成する機能があり、業務報告を簡便に行えます。日報にはメンバー同士のコメントも記入でき、コミュニケーションの活性化にも寄与します。
5. 分析機能
取得した労働データをもとに個人とチーム全体のパフォーマンスを分析します。これにより、業務の質を向上させるための洞察が得られます。
6. チャットツールとの連携
チャットツール(ChatworkやSlack)との連携機能により、リアルタイムのコミュニケーションが容易になり、業務遂行の円滑さを保つことができます。
無償提供の詳細
「ビズエニー」は2023年2月7日までに申し込んだ企業に無償提供される予定ですが、緊急事態宣言が延長された場合はこの期限も延長される見込みです。このサービスを利用することにより、企業は社員の勤怠状況や業務の進捗を把握しやすくなり、リモート環境でも効果的なチームワークを実現できるのです。
パプレアの目指す未来
株式会社パプレアの代表である峰崎揚右氏は、リモートワーカーが自己の業務を適切に評価される機会を確保し、コミュニケーションを活発にすることが重要だと考えています。これにより、企業に対する帰属意識を高めるとともに、社員がより効果的に働ける環境を整えることを目指しています。
リモートワークが普及する今、企業は「ビズエニー」を利用することで、労働環境の整備が急務となっています。この新しいツールが、日本の労働市場に新たな風を吹き込むことが期待されています。
■詳しい情報やお申し込みは、
ビズエニー公式サイト まで。