構造設計者の未来を切り開く新プラットフォーム「ストラボ」の登場

新たな挑戦をサポートする「ストラボ」の登場

2025年5月1日、北海道札幌市に本社を構える株式会社ストラボが、構造設計者に特化した成長支援プラットフォーム「ストラボ」をリリースしました。この新しいサービスは、構造設計者が求めるスキルアップや就職支援、副業や経営コンサルティングなどのサポートを提供するものです。

「ストラボ」の特徴とは？

「ストラボ」は、構造設計者が業界での価値を高められるよう設計された多面的なプラットフォームです。たとえば、入門的な技術から専門的なノウハウまでを動画で学ぶことができる「ストラボschool」や、企業とのミスマッチを防ぐための評価システムを活用した就職支援「ストラボnavi」など、利用者のニーズに応じた多様なサービスを展開しています。

提供する主要サービス

- ストラボschool: 実務に直結した技術を動画形式で学べるオンライン教育プラットフォームです。
- ストラボnavi: 技術力を可視化する評価システムを活用した就職・転職支援サービス。
- ストラボpartner: 人手が不足している構造設計事務所と設計者をつなぐマッチングサービス。
- ストラボgrowth: 構造設計事務所の創業及び成長を支援する経営サポート。
- ストラボAI: 構造設計に関する相談を解決するAI機能を搭載したコミュニティスペース。

構造設計者の役割とは？

構造設計者は建物の安全性を確保する非常に重要な職業です。しかし、社会的な評価が十分でない現状があり、業界全体で人手不足が問題視されています。「ストラボ」はこうした課題を解決し、構造設計者が自らの役割を正当に理解し、培ったスキルを活かせる未来を描くサポートを行っています。

開発の背景とさくら構造の協力

このプラットフォームの開発は、北海道札幌市の構造設計事務所「さくら構造」の全面協力のもと実現しました。同事務所は非木造建築においても数多くの実績を誇り、構造設計者としてのキャリアを支えるための共同ビジョンが具現化した形です。代表取締役の小林玄彦氏は、「構造設計者の社会的な価値を高め、業界全体の発展を支援することが『ストラボ』の目的だ」と強調しています。

未来を見据えた企業の方向性

株式会社ストラボは、サービスの完成度を高めるために一部機能が開発中であることを明言していますが、既に多くの利用者に期待されています。「ストラボ」は構造設計者の成長を多面的に支援し、業界全体の価値向上に寄与することを目指しています。これからも変化と進化を続けるこのプラットフォームは、ますます多くの構造設計者に利用されることでしょう。