新たな販路開拓へ向けて
株式会社ロクトーナは、東京都渋谷区に拠点を置く企業で、最近中国向けの完全招待制ECプラットフォーム『霓虹商展街(にほんしょうてんがい)』を立ち上げました。このプラットフォームは、中国の人気SNS「WeChat」のミニプログラムを活用し、中国にいるバイヤーと日本のメーカーを結びつけることを目的としています。
背景
新型コロナウイルスの影響で多くのリアルな展示会が中止となり、日本の企業は商品を販売する機会を失い、中国人バイヤーも良質な商品を見つけるのが困難な状況にありました。これにより、ロクトーナはこの環境の厳しさを実感し、オンラインでの販売の仕組みを構築する必要性を感じ、『霓虹商展街』の開発に至ったのです。
ミニプログラムの特徴
この新たなECプラットフォームは、一般消費者ではなく、ロクトーナと契約を結んだ選ばれたバイヤーのみを対象にした完全招待制です。特定の期間に開催されるイベントにより、バイヤーの購買意欲を高めることを狙っています。また、出展企業は日本語の管理画面から商品登録が簡単にできるため、出品の手間を大幅に軽減しています。
成功事例
『霓虹商展街』の初のイベントは、2020年7月に行われました。このオンライン宝飾展には66社の国内ジュエリーメーカーが参加し、約400名のバイヤーが集まりました。売上は4日間で約1500万円に達し、成功を収めています。これにより、プラットフォームの活用価値が示されました。
課題と今後の展望
初回開催のフィードバックをもとに、今後はサービスのユーザー体験の向上や機能の拡充を図る予定です。ジュエリー業界に留まらず、アパレルや化粧品、健康食品、さらにはセカンドハンド商品等、幅広い商品ジャンルに展開し、販売イベントを盛り上げていく計画です。
企業情報
株式会社ロクトーナは2016年に設立され、地域内で確固たる地位を築きました。代表取締役の三重野将大氏は、アジア市場における商業展開を果たすために日々努力しています。今後も『霓虹商展街』を通じて、多くの日本の製品が中国市場に流通することが期待されます。
詳細情報は、
ロクトーナ公式ウェブサイトで確認できます。お問い合わせについても同サイトをご利用いただけますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。今後の展開に目が離せません。