SHIFT SECURITY、クラウド診断を無償提供開始
現在、多くの企業がクラウドサービスを利用している中で、クラウドに関連するセキュリティインシデントが増加しています。2020年末以降、クラウド設定ミスが原因の事例が相次ぎ、特に2021年1月にはNISC(内閣サイバーセキュリティセンター)からSalesforceの設定不備に注意するよう警告が出されました。このような状況を受けて、SHIFT SECURITYが新たな取り組みを開始しました。
クラウド診断の無償提供
SHIFT SECURITYは、Salesforceを利用している企業向けに、クラウド診断の一部プランを無償で提供します。これにより、クラウドの設定ミスや脆弱性を事前に識別し、インシデントを未然に防ぐことが可能になります。
このクラウド診断サービスは、AWS、Azure、Google Cloud、GitHub、Microsoft 365など幅広いクラウドサービスに対応しており、特にSalesforceに特化したプランが提供されています。申込期間は2021年2月24日から3月31日までで、先着10社限定となっています。無償範囲には、ゲストユーザのセキュリティポリシーのベストプラクティスの確認が含まれています。
クラウド診断の重要性
多くの企業では、セキュリティ担当者の不足や知識不足のために、自社のクラウドシステムの安全性を確保することが困難です。SHIFT SECURITYのクラウド診断サービスは、これらの企業の悩みを解消するために開発されました。
診断プロセスでは、設定状況の可視化や国際基準に基づいた評価を行います。これにより、企業は自身のクラウド環境におけるリスクを把握し、適切な対策を講じることができます。
具体的なベネフィット
SHIFT SECURITYのクラウド診断は、次のようなベネフィットを提供します:
1.
依存関係と権限の可視化
クラウド導入時に必要なセキュリティ設定を明確にし、アカウント管理を効率化します。
2.
コンプライアンスの評価
自社のセキュリティレベルを見極め、設定の優先順位を付けることができます。
診断後は、修正された設定を維持するための監視サービスも用意されており、持続的な安全対策が可能となります。
お申込み方法
無償提供を希望される方は、SHIFT SECURITYの公式サイトの問い合わせフォームから「Salesforce対象クラウド診断の一部無償提供希望」と記入の上、申し込んでください。詳細な申込情報は以下のリンクで確認できます:
SHIFT SECURITY お問い合わせフォーム
会社概要
株式会社SHIFT SECURITYは、東京都港区に本社を構え、脆弱性診断やセキュリティ監視、コンサルティングサービスを提供しています。設立は2016年で、セキュリティ分野における専門性を活かし、企業の安全を守るパートナーとして信頼を集めています。詳細は
公式サイトをご覧ください。
SHIFT SECURITYの新たな取り組みにより、より多くの企業が安全なクラウド環境を維持し、リスクから守られることを期待しています。