学生が挑む経営学
2026-05-19 14:08:19

経営学部の学生たちが挑む新規事業の選択とその成果

経営学部の学生たちが挑む新規事業の選択とその成果



経営学部の柳田浩孝准教授が担当する「経営管理論」は、学生たちに現実の企業が直面する課題とその解決策を学ぶ機会を提供しています。最近の授業では、スーツを扱う企業の新規事業、具体的にはスーツのサブスクリプションサービス「Suitsbox」に関するディスカッションが行われました。この授業では、学生たちが経営者の視点から意思決定を経験し、経営学の理論を実践的に学ぶことができたのです。

新規事業の成功とその影の課題



「Suitsbox」はサービス開始後に多くの申し込みを受け、順調な滑り出しを見せました。しかし、想定外のユーザー層が利用していることが、企業にとっての重荷となりました。若者をターゲットにしたはずのサービスにもかかわらず、主に40代の利用者が多くなり、実店舗との売上が対立するカニバリゼーションが発生したのです。このことにより、スーツの原価やクリーニング代がサービスの利益を圧迫し、事業の継続が危ぶまれる状況となりました。

経営会議の模擬体験



授業中、学生たちは「Suitsbox」が直面する問題を洗い出し、経営会議のメンバーになったつもりでディスカッションを行いました。ここで目にした課題は、「利用者からの利益が低いこと」と「コスト構造の未成熟さ」でした。経営会議で提示された選択肢は大きく分けて3つ。事業を継続するために修正を加えるのか、あるいは中止して再度戦略を練るのか、あるいは撤退するのか。

学生たちの中からは、赤字を回避するため一時休止を支持する意見や、企業イメージを維持するため事業を続けるという意見が出るなど熱のこもった議論が展開されました。正解のない質問に対し、様々な視点で意見を交わすことで、彼らは経営者としての決断の難しさを痛感しました。

次なるステップへのアイデア提案



ディスカッションの終わりに、学生たちは「Suitsbox」の問題を新たな事業戦略にどのように活かせるかを考えました。若者のスーツ需要が減少している現状を踏まえ、在宅勤務を行う業界とのコラボレーションによって、オーダーメイドスーツを制作するイベントを企画する案や、就活用スーツの貸し出しサービスを拡張する提案がなされました。

このように、経営学の知識を実際の課題解決に応用する力を授業で育むことで、学生たちは将来的なビジネスリーダーとしての素養を培っていくのです。「Suitsbox」を通じた彼らの議論は、経営の世界で直面する課題解決への新たな視点を与えてくれました。


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会社情報

会社名
学校法人栗本学園
住所
愛知県日進市米野木町三ヶ峯4-4
電話番号
0561-73-2111

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