AI技術で変わる不動産業界の入居審査。プロップフォームの新機能を詳解します！

不動産DXサービス「プロップフォーム」の新機能

東京都渋谷区に本社を置く株式会社TranceTECH Capitalは、不動産DXサービス「プロップフォーム」に新しい機能「AI企業レポート」を追加しました。この機能はAIによる財務分析を通じて、賃貸オフィスの入居審査を効率化し、さらに高度化することを目的としています。

新機能「AI企業レポート」の特徴

力を入れているのは、賃貸オフィス業界が抱える課題の解決です。この業界では、入居審査が属人的で紙ベースのプロセスに依存しているため、膨大な労力とリスクを抱えています。家賃の滞納や倒産リスクの評価が審査担当者の経験に頼っている現状には、客観性が欠け、再現性にも疑問が残ります。

そこで、TranceTECH CapitalはAIとクラウド技術を活用し、入居審査プロセスに革新をもたらすことを目指しています。「AI企業レポート」は、申込書類をAIが解析し、企業概要や最近の決算データ、主要な財務指標を要約したレポートを自動生成します。このレポートは最短で15秒から1分で作成されるため、迅速かつ正確な審査が可能になります。

プロップフォームの利用方法と利点

「プロップフォーム」は、スマホやPCを通じてオンラインで申込・審査の手続きを簡単に行えるサービスです。内見を行った後すぐに入居申込みができ、場所に関係なく業務を進められるテレワーク環境にも対応しています。また、すべてのコミュニケーションがチャットで完結するため、情報が分散せず効率的に管理できます。

AI企業レポートの内容

このレポートの出力内容には、会社概要、財務サマリー、直近の損益計算書、貸借対照表、そしてさまざまな財務指標が含まれています。これにより、従来数時間かかっていた財務判断がAIによって迅速化され、成約率や対応件数の向上に繋がります。

審査業務の標準化とナレッジ資産化

AIによる解析により、財務分析が統一的な基準で行われ、人のバイアスを排除することが可能になります。また、生成されたレポートはクラウド上に蓄積され、再審査や売買時の資料としても活用できます。このように、審査業務の標準化とナレッジの資産化が実現されます。

今後の展望

TranceTECH Capitalは、今後対象領域の拡大と保証事業との連携を強化し、収集したデータを活用して入居審査業務の効率化を進めていく考えです。これにより、不動産業界全体のデジタルシフトが加速することが期待されています。

お問い合わせについて

「プロップフォーム」の詳細や新規登録は公式サイトから行えます。導入の相談やサービスへの要望も受け付けており、興味のある方はお気軽にお問合せください。

TranceTECH Capitalの会社概要

株式会社TranceTECH Capitalは、「インパクトのある挑戦と投資を繋げる」というビジョンのもと、不動産DXサービスの提供に注力しているスタートアップ企業です。2023年に設立され、信頼性の高い業務を行っています。

【会社情報】
所在地：東京都渋谷区渋谷2-2-17 トランスワークス青山3F
代表取締役：長谷川正憲
設立：2023年4月
資本金：15,000,000円
事業内容：不動産DX事業、家賃保証事業、損害保険代理業
公式URL：TranceTECH Capital