地区宅便とエニキャリ連携強化
2024-11-18 13:22:41

セイノーグループ地区宅便とエニキャリが連携強化!ポストイン配送「コニポス」に当日・翌日配送機能追加で利便性向上

セイノーグループ地区宅便とエニキャリが連携強化!ポストイン配送サービス「コニポス」に当日・翌日配送機能を追加



セイノーグループの株式会社地区宅便と、ラストマイル物流に特化した株式会社エニキャリが業務提携し、新たな配送サービスを開始しました。この提携により、地区宅便が提供するポストイン配送サービス「コニポス」に、当日および翌日配送機能が追加されます。

コニポスに当日・翌日配送機能を追加



これまで、業界最安値を誇るポストインサービスとして知られていた「コニポス」ですが、配送には3~5日かかっていました。今回のエニキャリとの連携により、迅速な配送を希望する企業ニーズに対応できるようになりました。EC事業者や小売業者など、多くの企業がその恩恵を受けることが期待されています。

エニキャリの配送管理システム「ADMS」が鍵



今回のサービス向上には、エニキャリが独自に開発した高度な配送管理システム「ADMS(アダムス)」が大きく貢献しています。「ADMS」は、リアルタイム追跡機能や最適な配送ルートの自動設定、AIを活用したスマート配送アサイン機能などを備え、配送効率と品質の大幅な向上を実現します。

顧客ニーズに合わせた柔軟な選択肢



企業は、配送のスピードとコストのどちらを優先するかを選択できるようになりました。急ぎの配送にはエニキャリの当日・翌日配送、コスト重視の場合は地区宅便の通常便を選択可能です。これにより、企業はそれぞれのビジネスモデルや顧客ニーズに最適な配送方法を選択できるようになります。

両社の強みを活かしたシナジー効果



地区宅便のポストイン配送ノウハウと、エニキャリの迅速な配送ネットワークおよび高度な配送管理システム「ADMS」が融合することで、配送効率の向上、コスト削減、そして顧客満足度の向上という、大きなシナジー効果が期待できます。また、両サービスを併用する場合は、取引の一元化による利便性向上も期待できます。

セイノーグループのO.P.P.戦略



今回の連携は、セイノーグループが推進するオープン・パブリック・プラットフォーム(O.P.P.)戦略の一環です。O.P.P.戦略とは、顧客やパートナー企業との連携を通じて、持続可能な物流インフラを構築し、効率化と低環境負荷を両立させることを目指すものです。

エニキャリについて



エニキャリは、「地域に愛される持続可能なラストマイル物流インフラ」の実現を目指し、フィジカルインターネット(1)インフラの構築を推進しています。配送管理システムの提供に加え、デリバリー・テイクアウトサイトの構築、個社規模や要件に応じた配送システム開発、共同配送網や個社専用配送網の構築・提供など、幅広いサービスを提供しています。

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1) フィジカルインターネットとは、トラック等の輸送手段と倉庫のシェアリングを基盤とする、業務効率化・稼働率向上と燃料消費量・CO2排出量低減による持続可能な物流の実現に向けたロジスティクスシステムで、日本政府が2040年までに目指す新しい物流モデルです。

地区宅便について



地区宅便は、「Green物流」を理念に掲げ、地域密着型の物流サービスを展開しています。長年にわたるメール便配送のノウハウと、徒歩や自転車など環境負荷の低い輸送手段を活用することで、持続可能な配送ネットワークを築き上げてきました。

まとめ



地区宅便とエニキャリの連携は、ラストマイル物流の進化における重要な一歩と言えるでしょう。両社の強みを活かしたこの新たなサービスは、顧客にとって利便性の高い、そして環境にも配慮した、より良い物流サービスを提供することに貢献するはずです。今後、この連携が日本の物流業界にどのような影響を与えるのか、注目が集まります。


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会社情報

会社名
株式会社地区宅便
住所
東京都練馬区高松5丁目8番20号ジェイ・シティタワー16階
電話番号
03-5372-6122

トピックス(経済)

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