河出文庫6月の新刊ラインアップ
2026年6月、河出文庫から注目の新刊が発売されます。豪華なラインアップから、特に目を引く作品をご紹介します。
1. 俵万智『かぜのてのひら』
俵万智の新作詩集『かぜのてのひら』は、著者の24歳から28歳までの激動の時代を描いています。詩の中には、恋や教師としての経験が描かれ、彼女の心のひだが伝わってきます。新装版として、解説にはくどうれいんが寄せています。240ページにわたるその内容は、読者を深い感慨に浸らせることでしょう。出版日:2026年6月8日、定価891円です。
2. チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ『半分のぼった黄色い太陽』
ナイジェリアのビアフラ戦争を背景に描かれたアディーチェの小説は、愛や家族の絆、戦争の悲惨さが巧妙に織り交ぜられています。この作品で、彼女は人間の本質に迫りつつ、社会の矛盾を浮き彫りにします。384ページ、税込定価は1,650円。尚、電子書籍は8月以降の発売予定です。
3. 吉村昭『人生の観察』
『人生の観察』は、吉村昭が日常の中から見出した様々な人々や出来事を観察したエッセイ集です。彼の簡潔な文章には、深い観察眼が宿っており、読者に新たな視点を提供します。224ページ、定価は1,210円。
4. 『にっこり、洋食』
ヤマザキマリや武田百合子などが参加したこのアンソロジーでは、日本で独自に進化した洋食にまつわるエッセイが収められています。ビーフシチューやカツレツなど、笑顔を誘う料理の魅力に迫ります。224ページ、定価968円。
5. 千足伸行監修『なるほどフェルメール』
フェルメールに関する全35作品をフルカラーで収載した入門書。名画の魅力から、画家のトリビアまで、多角的に彼の作品に迫ります。208ページ、定価1,100円。
6. 藤白圭『怖い物件 山手線めぐり』
このホラー小説では、主人公が山手線沿線の物件で次々と遭遇する怪奇現象が描かれています。恐怖とミステリーが交錯する物件探しに、思わず心が躍るでしょう。272ページ、定価935円。
7. 柚木麻子『BUTTER』
婚活連続殺人事件を巡る女性記者と容疑者の対話を通じて、欲望や食、女性の生き様が描かれた傑作です。592ページ、定価1,045円。6月15日からの発売をお見逃しなく。
これらの新刊は全国の書店で手に入ります。文庫の新たな魅力に触れながら、読書の楽しみを広げてみてはいかがでしょうか。是非、手に取ってお楽しみください!