女性経営者育成プログラム
2025-10-22 11:42:29

企業横断型メンタリングプログラムが女性経営者育成を加速します

新たな女性経営リーダー育成プログラム、始動!



日本における女性のリーダーシップを強化するための新たな取り組みが、パーソルホールディングス株式会社によって展開されます。2025年10月28日よりスタートする同社の「クロスカンパニーメンタリングプログラム」は、複数の企業が協力し合い、部長職に相当する女性がメンティーとなり、執行役員相当職の方々がメンターとなって、女性の成長をサポートします。

プログラムの概要



第2期には、SCSK株式会社やNTT東日本株式会社、サッポロホールディングス株式会社といった15社が参加します。このプログラムは、女性リーダー育成およびジェンダーギャップの解消を目的に、効果的なメンタリングを通じてリーダーシップの能力を向上させることを目指しています。

メンティーは、自己の特性を理解し、キャリア目標を設定するために、Hogan Assessmentを利用します。これにより、客観的なデータに基づいた自己分析が促され、メンタリングセッションでの対話がより意義深いものへと変わります。

さらに、参加者は事前に「プレキックオフ」を開催し、自己の強みを再確認した上でメンタリングに向けた準備を行います。企業の枠を超えたつながりを構築し、参加企業の人事部門同士でもネットワーク形成を支援します。

参加者の声



第1期プログラム終了後のアンケート結果によると、92%の参加者が「キャリア・リーダーシップ開発のための行動が明確化した」と回答。昇進への希望も83%の参加者が高まったと述べています。このような成果は、プログラムの実効性を示しています。

また、100%の参加者が「自身と似たような立場の女性リーダーにこのプログラムを勧めたい」との声もあり、参加者の間では非常に高い満足度が得られていることが分かります。

日本における現状と背景



内閣府が2024年に発表した「女性活躍・男女共同参画の現状と課題」によると、日本のジェンダーギャップ指数は146カ国中118位、さらには役員レベルの女性比率は10.6%に留まっており、国際的な指標と比較しても依然として低い水準です。

これに対する取り組みとして、パーソルグループは、経済産業省が推進した「女性リーダー確保のためのクロスカンパニーメンタリング計画」にも参画し、企業横断的なメンタリングを通じて、女性のリーダーシップ環境を改善することを目指しています。

現在、DEI(Diversity, Equity & Inclusion)を重視する企業が増える中で、実際の取り組みには多くの課題が残されています。その中でも「女性活躍」推進のためには、企業同士の協力とコミュニティの構築が不可欠です。

プログラム参加企業と展望



今年度のプログラムに参加する企業は、名だたる15社が揃います。各企業が一丸となり、女性のリーダーシップを影から支えることで、持続可能な職場環境の構築が期待されます。

今後も、この取り組みを通じて、日本のビジネスシーンにおける女性の活躍を促進していく姿勢が強く求められます。パーソルホールディングスは、2030年までに「人の可能性を広げることで、100万人のより良い“はたらく機会”を創出する」ことを目指しています。これに向けた一歩として、クロスカンパニーメンタリングプログラムを通じて、より多様性を尊重した社会を創造することを期待しています。


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会社情報

会社名
パーソルホールディングス株式会社
住所
東京都港区南青山1-15-5パーソル南青山ビル
電話番号
03-3375-2220

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