アクゾノーベルの挑戦
2025-04-15 11:24:26

アクゾノーベル、2025年大阪・関西万博オランダパビリオンでの挑戦

アクゾノーベル、2025年大阪・関西万博オランダパビリオンでの挑戦



オランダに本社を構えるアクゾノーベルは、2025年に開催される大阪・関西万博において、オランダパビリオンの公式塗装パートナーとして参画することを発表しました。このパートナーシップは、持続可能な未来への強いコミットメントと、パビリオンのテーマである「コモングラウンド(共創の礎)‐新たな幕開け」に共感を示すものです。

オランダパビリオンの創造


オランダパビリオンは、その中心に設置される球体が日の出をモチーフにしたデザインとなっており、無限のクリーンエネルギーを象徴しています。このパビリオンは、循環型デザインを採用し、建築そのものが持続可能性を体現しています。アクゾノーベルはこのプロジェクトを通じて、グリーンビルディングや持続可能な都市への移行に関するソリューションを提供し、未来のライフスタイルの一端を担うことになります。

アクゾノーベルの日本オフィスの代表取締役であり、ウッドコーティング事業のグローバル・ディレクターであるカイ・ファン・アレム氏は、「我々はこのプロジェクトに参加できることを誇りに思います。オランダパビリオンは、我々の革新的なソリューションがどのように人々の暮らしを支えるのかを体験していただける場です」と述べています。

高品質なコーティングソリューション


アクゾノーベルの日本チームは、建築家や多くの開発パートナーと共に、パビリオンのデザインと環境性能を両立するための革新的なコーティングソリューションを提供しました。400平方メートル以上の表面積に、耐久性、美しさ、持続可能性を兼ね備えたアクゾノーベルの塗料やコーティング製品が使用されています。例えば、パビリオンの鋼構造には、海上環境でも使用されるInternationalブランドの高耐久保護塗装が施されており、その耐腐食性が長期間にわたって保たれます。また、内装の木製部材には、Sikkensブランドの水性木材用コーティングが用いられ、環境に配慮しつつ、木の風合いを引き立てるデザインが実現されています。

さらに、パビリオンの屋根にはアクゾノーベルのコイルコーティング技術を使用したPU樹脂系トップコートが適用され、耐久性や耐傷性を高めています。イベントスペースの内壁には、低VOC排出を実現したDuluxの塗料が使われ、室内空気の質を向上させる役割も果たしています。

循環型デザインの実現に向けた取り組み


オランダパビリオンの循環型デザインのコンセプトは、アクゾノーベル製品によって一層強化されています。揮発性有機化合物(VOC)の排出を抑えた低VOC処方と高固形分設計により、来場者にとって安全で快適な空間が確保されています。また、コーティングによって建材の寿命が延ばされ、メンテナンスの頻度が低下します。

設計者であるトーマス・ラウ氏は、「アクゾノーベルとの協業はサステナビリティという共通の価値観のもと、非常に意義深い経験でした」と称賛し、環境負荷を最小限に抑えつつ、持続可能な未来を形にする上でのアクゾノーベルの重要性を強調しています。

日本市場におけるアクゾノーベルの展望


アクゾノーベルは1980年代に日本市場に進出し、建築、自動車、海洋、航空、風力発電、包装材など幅広い分野で高性能なコーティングソリューションを提供してきました。革新技術に基づいた製品開発を通じて、持続可能な未来の実現に寄与し続けています。

まとめ


アクゾノーベルは、1792年に創業以来、革新的な塗料やコーティング製品で人々の生活に彩りを加え、サステナビリティに貢献してきました。その高い品質と環境への配慮が評価され、150カ国以上で展開。これからも未来を共に描く姿勢で、持続可能な社会の実現を目指していきます。未来を描くための一歩を、アクゾノーベルとともに踏み出しましょう。


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会社情報

会社名
AkzoNobel (China) Investment Co. Ltd
住所
1788 Nan Jing Xi Lu, JingAnSi, Jingan Qu, Shanghai Shi, China
電話番号
8621-2220-5000

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