岡山からアジアの健康寿命を支える新技術が注目を集める

岡山からアジアの健康寿命へ貢献！

2025年11月7日から8日まで、シンガポールで開催された高齢者ケアとウェルネスに特化した展示会「ELDEX Asia 2025」において、岡山県に本社を置くダイヤ工業株式会社が出展しました。これにより同社の自社ブランド「bonbone（ボンボーン）」が注目を浴び、高齢者市場におけるニーズを探る機会となりました。

展示会の背景

「ELDEX Asia」は、急激に高齢化が進むアジア地域で非常に重要な役割を果たしています。会場には介護施設の運営者や医療専門家、リハビリ専門家など、約10,000名の専門家が集まります。ダイヤ工業は、質の高いサポーター製品と健康維持のノウハウを海外市場に提案するために参加しました。

ブースの注目点

今回の展示会では、来場者が自分の姿勢を客観的に確認できる「姿勢チェック」体験を提供しました。ブースの壁にはグリッドデザインを用意し、専用アプリで姿勢を撮影することで身体の傾きや歪みを可視化しました。さらに、姿勢サポート製品を着用した前後の違いをその場で比較し、体験することができました。

会期中、ブースには約300名の来場者が訪れ、200名以上の方が実際に製品を試着しました。シンガポールでは健康意識が高く、日常的にウォーキングやエクササイズを行う人が多いため、当社の製品は特に好評を博しました。来場者の中からは「家族や友人にもぜひ紹介したい」といった声も多数寄せられました。

姿勢サポーターの開発プロセス

使用した姿勢サポーターは、現地のユーザーからのフィードバックを基に開発されています。調査によると、姿勢ケアに対する需要は高いものの、「効果を実感しづらい」といった理由で継続利用されないことが多いとされています。そこで、ダイヤ工業は柔らかく快適な素材を使用し、身体の動きを妨げない設計を模索しました。

担当者の声

シンガポールの人々は新しい知識を積極的に受け入れる姿勢を持っており、当社の製品に対する好評がとても嬉しいという感想が寄せられました。今後もお客様の満足度を高めるために、さらなる製品開発に努める方針です。

今後の展望

展示会では、一般の来場者だけでなく、現地のナーシングホームや病院の購買担当者も多数来場しました。この機会を活かし、代理店と連携して医療・介護施設への導入を進め、新規提携を進める予定です。

会社概要

ダイヤ工業株式会社は、岡山県岡山市に本社を構え、1963年の設立以来、コルセットやサポーター、アシストスーツ、トレーニング用品など多岐にわたる製品を開発・製造・販売してきました。

所在地：〒701-0203 岡山県岡山市南区古新田1125
代表者：松尾浩紀
資本金：1,000万円
公式ウェブサイト：daiyak.co.jp
Instagram：@daiyak_medical
X：daiyak_medical

私たちは、この製品を通じて全ての人に「動く喜び」を届け、健康寿命の延伸に貢献することを目指します。