台風防災意識調査結果発表
2014-08-19 14:00:02
tenki.jpラボが台風防災意識調査結果を発表!危険認識の低さと子供の防災教育の課題が明らかに
tenki.jpラボvol.3:台風防災意識調査結果発表
一般財団法人日本気象協会が運営する天気予報サイト『tenki.jp』は、同サイト内の『tenki.jpラボ』にて、台風に関する防災意識調査の結果を発表しました。この調査は、天気や防災への関心を高めることを目的とした『tenki.jpラボ』の企画として実施されたものです。
調査で明らかになった意外な事実
今回の調査で特に注目すべき点は2点あります。1点目は、台風に対する危険意識の低さです。多くの人が台風の危険性を軽視しているという事実が浮き彫りになりました。2点目は、子供への防災教育の不足です。台風時における適切な行動を、親世代が子供に十分に教えていないという現状が示されました。
調査内容と結果の概要
調査は、主に台風への備えに関する意識について、20代から50代の男女を対象に実施されました。質問項目は、台風時の注意点、台風時におけるやむを得ない外出経験、台風による危険を感じた経験、警報や特別警報に対する避難行動の理解度、子供に台風に備える知識を教えることの重要性、そして実際に子供に避難行動について教えた経験など多岐に渡ります。
特に注目を集めたのは、「台風がきている時にやむを得ず外出したことはありますか?」という質問です。なんと約4割の人が、台風の中、やむを得ず外出を経験しているという結果が出ました。仕事や人からの頼み事を断れずに外出せざるを得なかった人が少なくないということが示唆されています。
防災意識の向上に向けて
この調査結果は、私たち日本人の台風に対する防災意識の低さと、次世代への防災教育の重要性を改めて浮き彫りにしました。tenki.jpラボでは、今回の調査結果を基に、より具体的な防災対策や、子供にも分かりやすい防災教育の方法などを発信していく予定です。
日本気象協会について
日本気象協会は、1950年の設立以来、60年以上、生活に密着した気象情報を提供し続けている民間団体です。全国に支社や支店を展開し、多数の気象予報士が正確な情報を24時間365日体制で提供しています。tenki.jpは、同協会が運営する天気予報専門サイトで、月間PV数は1億を超えるほどの人気サイトです。天気予報だけでなく、地震・津波などの防災情報も掲載されているため、日々の生活に欠かせない情報源となっています。
今後の展開
tenki.jpラボでは、今後も様々なテーマで意識調査を実施し、防災意識の向上に貢献していく予定です。個人の防災意識を高めることはもちろん、家族や地域全体での防災対策の強化が重要です。今回の調査結果が、一人ひとりの防災意識を高め、安全な生活を送るためのきっかけとなることを期待しています。
tenki.jpラボ vol.3の詳細については、tenki.jpウェブサイトをご覧ください。
会社情報
- 会社名
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一般財団法人日本気象協会
- 住所
- 東京都豊島区東池袋3-1-1サンシャイン60 55階
- 電話番号
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