新たな伝統の形
2025-08-18 10:36:25

100万円のグランプリ!京都の伝統工芸を未来へ導くコンペ開催

100万円のグランプリ!京都の伝統工芸を未来へ導くコンペ開催



2025年8月18日(月)、京都伝統産業ミュージアムが主催する「第2回 京都クラフト&デザインコンペティション TRADITION for TOMORROW」の応募受付が開始されました。このコンペティションでは、京都の伝統工芸の継承と革新をテーマにした作品が求められています。

応募概要


本コンペティションには、2つの部門が設けられています。職人・作家部門は、京都にゆかりのある伝統工芸の職人や作家を対象としており、学生部門は全国の芸術系大学生や専門学校生が対象です。応募期間は2025年8月18日から11月16日まで。応募料は職人・作家部門が5,000円、学生部門が2,500円(いずれも税別)となっております。

賞金内容


グランプリには100万円が進呈されるほか、学生部門賞30万円、オーディエンス賞10万円など、多数の賞が用意されています。入選した作品は京都で展示されるだけでなく、販売や受注の機会も得られるため、参加することで作り手としての大きなチャンスが広がります。

テーマ「守・破・創」



今年のテーマは「守・破・創(しゅ・は・そう)」です。「守」は、伝統技術や価値観を大切にすること、「破」は従来の枠組みを新たな視点で見直すこと、そして「創」は未来を切り拓く新しい価値や表現を生み出すことを意味しています。このテーマに基づく作品の応募が期待されています。時代の流れを反映しながら、古きを尊重しつつ新しい工芸の形を切り開く挑戦をされています。

審査員と展示の流れ



審査は、国内外で活躍する多才な専門家たちが担当します。具体的には、華道家の池坊専宗氏や、デザイナーの小山ティナ氏、ビームスジャパンの鈴木修司氏らがチームとなり、応募作品を審査します。

応募から審査、展示までの流れは下記の通りです:
  • - 一次審査:2025年12月に結果を発表(通過した作品は、2026年2月から展示)
  • - 作品提出期間:2026年1月29日(木)~31日(土)
  • - 展示期間:2026年2月7日(土)~3月22日(日)
  • - 授賞式:2026年3月22日(日)

コンペティションの目的


このコンペティションは、京都の伝統文化を支えるものづくりが新たな可能性を持てることを示すものです。
現代のライフスタイルに合わせた工芸品・製品の提案を促進することで、技術を継承する作り手を支援することを目指しています。応募することで、単なる展示に留まらず、実際のビジネスチャンスに繋がり得るのです。

この機会に、情熱的な作り手たちによる新しいことへの挑戦を期待しています。京都の伝統工芸が今、未来へと進化する時です!


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会社情報

会社名
株式会社京都産業振興センター
住所
京都府京都市左京区岡崎成勝寺町9番地の1
電話番号

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