堺市とウェリントン市が織りなすスタートアップの絆
令和8年1月28日(水)午後1時から午後2時30分まで、堺市とウェリントン市のスタートアップ交流イベントがオンラインで開催されます。この取り組みは、両市のスタートアップ 資源を活用し、互いの発展を促すことを目的としています。
今回のイベントは、ウェリントン市にあるスタートアップ支援施設「クリエイティブHQ」との連携により実現しました。この交流の場では、両市のスタートアップが自らの事業内容をプレゼンテーションし、さらにクロストークを通じて、グローバルな視点からの先進的アプローチを学べる貴重な機会となります。
イベントのプログラム
スタートアップ支援制度の紹介
このオンラインイベントでは、まず、堺市とウェリントン市のスタートアップ支援制度についての紹介が行われます。これにより、参加者は両市の支援体制の違いや特長を理解し、それぞれのビジネスチャンスを見出すことができるでしょう。
事業内容のプレゼンテーション
続いて、堺市からは「オーガイホールディングス株式会社」が参加し、ウェリントン市からは「Volition」が登壇します。
堺市堺区大町西3丁3-15に拠点を置くオーガイホールディングスは、3Dプリンターを用いた「デジタル義歯」の作成や、専用車両を使った「移動型歯科診療(医療MaaS)」といった新しい医療サービスを展開しています。これにより、高齢者の通院難や専門職不足といった社会的課題を、テクノロジーとモビリティを駆使して解決することを目指しています。
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ニュージーランド・ウェリントン市に本社を置くVolitionは、障害のある方々の好みや意思をデジタル化し、支援者とシェアするアプリを開発・運営しています。「意思決定の代行」ではなく、「支援」を中心に据えたこの取り組みにより、障害のある方がより自立し、尊厳ある生活を送ることを支援します。
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クロストーク
イベントの後半では、テーマ「テクノロジーで社会課題をどう解決するか」のもと、両社の代表がクロストークを行います。この場でのディスカッションは、両市のスタートアップが革新技術や新たなビジネスモデルを通じて、いかに社会課題に取り組んでいるのかを深掘りする貴重な機会です。
参加方法
参加は無料で、以下のフォームから事前に申し込みが必要です。
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このイベントは、堺市とウェリントン市が手を組み、未来の課題に挑むスタートアップ活動を推進するための重要な一歩です。両市のビジョンや取り組み、そして革新的なアイデアに触れることで、参加者は新しい可能性を広げることができるでしょう。