AI面接サービスSHaiNが900社導入突破！進化する採用の新手法

AI面接サービスSHaiNの導入企業数900社突破

株式会社タレントアンドアセスメントが開発した対話型AI面接サービス「SHaiN」が、導入企業数900社を突破しました。このニュースは2025年10月に発表され、8月に800社を超えた後も加速的に導入が進んでいます。このペースで行けば、1日1社の導入という驚異的な速さで、国内におけるAI面接サービスでは最大のシェアを誇っています。

SHaiNの信頼と支持の背景

SHaiNは、2018年のサービス開始以来、採用現場での多様な課題解決に向けて努力してきました。特に、採用競争が激化しデジタルトランスフォーメーション（DX）の流れが加速する中、企業からの高い支持を受けています。これは、50,000件以上の機械学習データに基づく独自の評価アルゴリズムの開発と、東京大学山崎研究室との共同研究によるものです。

タレントアンドアセスメントは、AI評価がもたらす透明性と信頼性を重要視しており、その根拠を人間が説明できるシステムを構築しています。このアプローチは欧州連合（EU）のAI規制法の高リスク義務に準拠しており、安全で安心な設計が評価されています。また、2025年8月に「かんぽ生命-アフラック-日本郵便 Acceleration Program2025」において、日本郵便株式会社から採択企業として選ばれたこともこの実績の一つです。

今後の発展

SHaiNは2025年にさらに進化を続けており、具体的には面接カテゴリー別の質問や、面接官向けのフォローコメント機能を導入しました。現在は対話機能の向上や面接評価レポートの改善にも取り組んでおり、次世代のSHaiNをリリースする準備が進められています。

対話機能の強化により、従来の課題であった傾聴機能を向上させ、受検者にとってよりポジティブな面接体験を提供することを目標としています。さらに、人的資本経営の推進を助けるプロダクトとしての利用も期待されています。タレントアンドアセスメントは、SHaiNを人間とAIの共存を促進する新しい採用と評価のプラットフォームとして、さらなる研究開発を続ける考えです。

SHaiNの特長と利点

SHaiNは、AIが面接を実施することで評価の一貫性を確保し、公平な選考を実現しています。受検者はスマートフォンやタブレットを介して、24時間365日、いつどこでもAIと対話しながら面接を受けることができ、選考辞退のリスクを軽減します。企業側は、面接評価レポートを基に、合否判断だけでなく、候補者の特性に合った質問を投げかけることができるのも大きな利点です。

AI規制法の施行を控え、SHaiNは高リスクと定義される採用におけるAI活用の要件を満たしており、監視体制や適合性評価などを義務付けられています。これにより、企業は安全にAIを活用した採用活動を行うことが可能です。

結論

SHaiNは、今後もますます進化し続けることでしょう。対話型AIによる面接は、企業の人材獲得戦略を変革し、採用の新たな形を提供しています。山崎俊明社長も述べているように、SHaiNは人材の可能性を引き出すパートナーとして、企業にとって欠かせないツールとなるでしょう。これからの展開が非常に楽しみです。