田原本町で新たな産業創出プロジェクトがスタート
2025年1月16日、ReGACY Innovation Group株式会社は、奈良県田原本町、奈良中央信用金庫、及び田原本町商工会と共に、地域活性化を目的とした連携協定を結びました。この取り組みは「たわらもと ReBORNプロジェクト」として進行し、町の特性を活かした新たな産業の創出を目指します。
田原本町の特性に合わせた新たな試み
田原本町では、これまで土地利用型企業の誘致を行ってきましたが、規制の強化によりその手法は難しくなっています。そこで、本プロジェクトでは革新的な技術を持つスタートアップ企業や起業家を積極的に誘致し、町内産業との融合を図ることで新産業を生み出します。この新たな試みは、イノベーションを起こしやすい環境を整え、地域経済の活性化につながることを期待されています。
具体的な取り組みと展望
特に注目すべきは、奈良中央信用金庫の旧本店をイノベーション拠点として整備する事です。2025年の夏には準備を整え、町内の事業者とスタートアップ企業とのマッチングを行い、新たなビジネスモデルの構築を目指します。さらに、地域住民に対してアントレプレナーシップ教育を行い、地域全体のイノベーションを促進します。
このプロジェクトの進行を通じて、町内での新たな起業や事業再構築が期待され、これが雇用の創出や税収の安定に寄与し、持続可能な地域社会の形成につながります。
ReGACYの役割
ReGACYはこのプロジェクトの中で、有望なスタートアップ企業を発掘し、オープンイノベーションを推進する役割を担っています。特に、全国の大学との連携を強化し、研究シーズの発掘に努める他、事業開発のサポートや地域産業とのコラボレーションを進めていきます。地域住民に対しても企業家精神を育成するための教育プログラムを提供し、地域の活性化に資する人材を育成することを目指します。
結語
田原本町での新産業創出と地域活性化に向けたこのプロジェクトは、地域の資源を最大限活かし、多様な産業が集積することで、10年後、20年後の持続可能な地域づくりへとつなげていくでしょう。今後の取り組みに注目が集まっています。