株式会社前方後円墳が提供する新しい霊園管理システム
霊園業界は今、重要な転換期を迎えています。そんな中、株式会社前方後円墳がエンディング産業展で初公開したクラウド型「霊園DX管理システム」が、多くの注目を集めています。このシステムは、霊園管理におけるさまざまな課題を解決するために開発され、契約から顧客サービス、供養予約、販売支援までを一元管理できるのが特徴です。
クラウド型システムの機能
今回発表された「霊園DX管理システム」は、霊園と顧客をつなぐ新しいプラットフォームです。主な機能として、「古墳の窓口」と「樹木葬の窓口」が搭載されています。
1. 古墳の窓口
この機能は、霊園と顧客をつなぐオンライン窓口です。霊園ごとの専用チャット機能を利用することで、利用者と霊園のスタッフが直接質問や相談をすることができます。また、納骨や供養、祭祀の予約を簡単に行える機能も備えており、日程選択や自動リマインド、履歴管理などの便利なサービスが充実しています。この設計は特に高齢者にも使いやすいインターフェースを考慮しており、スマホやタブレットにも完全対応しています。
2. 樹木葬の窓口
樹木葬の販売を希望する霊園や事業者には、この窓口が役立ちます。掲載申請機能を通じて、前方後円墳社が審査を行い、販売代行や情報公開を行います。利用者は自身の希望条件に合った全国の樹木葬プランを手軽に比較・問い合わせることができ、選択肢が広がります。
システム導入のメリット
このシステムの導入により、紙やExcel、電話などのアナログな手法から脱却できます。これにより、属人化や連絡ミス、記録漏れを防ぎ、効率的な霊園運営が実現されます。すべてのデータがクラウドに自動保存され、バックアップも取られるため、情報の保護性も高まります。また、初期導入コストを最小限に抑えつつ、多様な運営形態に対応できる柔軟性も魅力です。
展示会での体験
このシステムは、2025年9月10日と11日の2日間、有明GYM-EXで開催される「第11回エンディング産業展」で初めてデモ体験ができる機会が設けられています。来場者はその場でシステムを操作し、導入までの流れやコストについて個別に説明を受けることができます。さらに、会場限定の初期導入割引キャンペーンも実施予定です。
企業情報
株式会社前方後円墳は、東京都港区に本社を置き、独自の「古墳型のお墓」という新しい供養スタイルを全国展開しています。代表の竹田恒泰氏は、文化とテクノロジーの融合による次世代の供養モデルを提案することで、霊園経営や墓地開発、行政連携を幅広く手がけています。興味のある方は、公式サイトやSNSでの情報をぜひチェックしてみてください。
まとめ
霊園管理の常識を変えることを目指したこの「霊園DX管理システム」は、現代の需要に応え、未来の供養業界を形作るに違いありません。使いやすさや効率性に優れたこのシステムの導入が、霊園経営者に新たな可能性を提供するでしょう。今後の展開に大いに期待が寄せられます。