離島研究Ⅶが発売
2024-11-11 18:53:08

離島研究の最前線!海青社が最新刊『離島研究Ⅶ』を12月11日に発売

株式会社海青社が、現代島嶼論の研究者から注目を集める好評シリーズ『離島研究』の最新刊『離島研究Ⅶ』を2024年12月11日に発売します。

『離島研究Ⅶ』は、日本の離島の多様性と魅力に迫る、地理学的研究の集大成です。過疎化や高齢化が進む一方で、人口増加や活発な生産活動を続ける島など、日本の離島は多様な姿を見せています。本書では、こうした島々の姿を地理学的視点から分析し、現代島嶼論の新たな方向性を示しています。

本書の大きな特徴は、3つのテーマ「島の独自性」「人と文化の移動」「ツーリズムの多様性」に焦点を当てている点です。それぞれのテーマについて、日本の各地にある島々の事例を挙げながら、詳細な分析と考察が行われています。

例えば、「島の独自性」では、奄美大島や多良間島の事例を通して、それぞれの島の景観的特徴や経済活動の特徴が分析されています。また、「人と文化の移動」では、宮古島からの季節労働者の移住や、明治期の沖縄県における離島の事業者による海外移民の斡旋など、歴史的な視点から離島の人々の移動と文化交流が考察されています。さらに、「ツーリズムの多様性」では、石垣島の星空ツーリズムや、離島航路におけるジェットフォイルの現状と課題、災害やパンデミックが離島と本土の関係に及ぼす影響などが分析されています。

『離島研究Ⅶ』は、日本の離島の魅力と課題、そして未来について考えるための重要な一冊です。地理学に興味がある方、日本の島々についてもっと知りたい方は、ぜひ本書を手に取ってみてください。

主な内容

島の独自性
奄美大島、名瀬の事例からみた離島都市の景観的特徴
沖縄・多良間島における肉用牛繁殖経営の展開
近代日本の島嶼部におけるプロテスタントの教会施設の立地状況とその変化
人と文化の移動
沖縄県宮古島における日本本土への季節労働移動
明治期の沖縄県における離島の事業者による海外移民の斡旋
近代的な施設の立地からみた島嶼型植民地・南洋群島の地域形成
日本統治時代における韓国済州島・西帰浦をめぐる日本人の進出と撤退
ツーリズムの多様性
石垣島における星空ツーリズムの発展プロセス
離島航路におけるジェットフォイルの現況と課題
災害・パンデミックから「本土—架橋島」関係を問う― 山口県周防大島町における移動・観光の実践への注目
奄美大島、名瀬市街地における街歩き― フィールドワークからツーリズムへ

書籍概要

書籍名:離島研究Ⅶ
定価:4290円(本体3900円+税)
体裁:B5判/211ページ
ISBN:9784860994136
* 販売店:全国の書店でお買い求めください


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