ギブリーがSalesforceのAI等を基盤に「Adaptive Websites」を導入
株式会社ギブリーが、SalesforceのAIとデータ基盤を全面的に採用し、顧客として世界初となる「Adaptive Websites」を本格的に稼働させた。このシステムは、AIエージェントが訪問者との対話を通じてウェブページのコンテンツやレイアウトを動的に変更し、個々のニーズに合わせた顧客体験を提供するものだ。
背景と課題
ギブリーは「AIネイティブシフト」を掲げ、業務をパーソナルAIエージェントSlackbotで支援することで、AIを実業務に浸透させてきた。特にマーケティングでは、生成AIの普及によって顧客体験の基準が高まっているが、従来の静的サイトでは情報量が多く、訪問者が求めるコンテンツにスムーズにアクセスできなかった。
結果として、潜在顧客との貴重な接点を最大限に活かしきれず、問い合わせを通じたリード生成における機会損失も続いていた。このような背景から、ギブリーはSalesforceのAdaptive Websitesを導入する決断をした。
新たな取り組み
ギブリーは自社を「Customer Zero」と位置づけ、AI時代のブランド体験をSalesforceと共に実証し、そのノウハウを自社クライアントに還元する戦略を掲げている。その実現のために、AIが顧客データやサービス情報を活用できるよう整備した「Data 360」を活用し、以下の具体的な取り組みを行う。
1. ウェブサイトのダイナミックな提案
ギブリーはサービスページに会話型AIエージェントを実装。訪問者が課題を伝えると、関連コンテンツが即座に提案され、ページ移動不要で問い合わせまでスムーズに完了する。これにより、新規リードの獲得が飛躍的に向上している。
2. 効率化されたメールマーケティング
AIが自動でメールの配信コンテンツを作成し、リアルタイムでその効果を分析・最適化。これにより、開封率やクリック率が顕著に向上した。
3. 効率化された社内業務
マーケターはSlack上でAIエージェントとやり取りし、業務の効率化を実現。また、カスタマーサポートでもFAQエージェントが役立ち、顧客が自己解決できる仕組みを導入。
導入効果
短期間での導入を果たした結果、以下のような具体的な成果が上がった:
- - 新規リード獲得率の増加(AIエージェント会話開始率は約8%)
- - コンテンツ制作工数の約50%削減
- - メールマーケティングにおける開封率とクリック率の大幅な向上
今後の展望
ギブリーは、「Adaptive Websites」のコンテンツ提案を高度化し、AIネイティブな顧客体験を広げるための支援パッケージを整備・提供していく予定。また、実装したノウハウを他の企業にも還元し、より多くの顧客に新たなブランド体験を提供する。
顧客の視点
ギブリー取締役CMOの吉田氏は「生成AIの普及によって顧客体験の基準は変化している」と述べ、AIを用いたブランド情報の理解が一層重要になっていることを強調している。この取り組みは、同社がCustomer ZeroとしてAI時代の新しいブランド体験を体現するものだ。
Salesforceの視点
Salesforceの三戸氏も、ギブリーの取り組みが国内企業に与える影響を強く期待しており、AIエージェント時代の推進力となると確信している。
詳細情報
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