ユニアデックスの新たなステージ、ISO/IEC 42001認証取得
2023年10月に、テュフ ラインランド ジャパン株式会社がユニアデックス株式会社に対し、AIマネジメントシステムの国際規格「ISO/IEC 42001」の認証を授与した。この認証の取得は、ユニアデックスが生成AIを活用したサービスを展開する企業として、国際基準を満たしていることを証明するものであり、同社の信頼性と透明性の向上につながることが期待されている。
ISO/IEC 42001とは?
ISO/IEC 42001は、人工知能(AI)マネジメントシステムの確立や改善のための包括的なガイドラインを提供する国際規格である。AI技術が進化する中で、企業にとってはその開発や運用における説明責任や倫理的な側面を重視する必要が高まっている。この基準を満たすことで、企業はスムーズにAI技術を社会に実装できるようになる。
ユニアデックスの取り組み
ユニアデックスは、長年にわたりサポートサービスで得たナレッジを活かし、生成AIを利用した社内向けアプリケーション「サポートGAIチャット」を開発した。業務執行役員の岩下忠資氏は、「これまでのナレッジや情報を統一あるルールで管理することが評価され、今回のISO取得に至った」とコメントしている。
同社は、今後の取り組みをBIPROGYグループのマネージドサービス「GASSAI」のAIOpsへと展開し、AIガバナンスの基盤を構築する方針だ。これにより、運用の自動化や高度化を進めるとともに、お客さまに新たな価値提供を目指す。
認証取得のメリット
ISO/IEC 42001を取得することにより、ユニアデックスには多くのメリットがもたらされる。
1.
信頼性の向上: 国際基準をクリアしたことにより、顧客や社会からの信頼を得ることができる。
2.
リスク管理の強化: AIに関連するリスクを体系的に管理できるようになる。
3.
透明性の確保: AIの意思決定プロセスが透明になり、説明責任を果たせる。
4.
競争優位性の獲得: 他社との差別化が図れるようになる。
5.
社会的要請への対応: AIに関する規制や期待に応える姿勢を示すことが可能になる。
テュフ ラインランドの期待
テュフ ラインランドジャパンの鎌苅隆志部長は「ユニアデックスがISO/IEC 42001を取得したことで、同社の他の革新的なソリューションにも安心感が増す」と語る。これにより、より安全なAIソリューションが社会に提供されることが期待されている。
ユニアデックスとは?
ユニアデックス株式会社は、ICTインフラのトータルサービスを提供している企業で、ハードウェアやクラウドサービスを通じて、顧客のビジネス変革を支援している。今後も引き続き、AI技術とデータを活用したサービスの提供を進めていくことが予定されている。
まとめ
ユニアデックスのISO/IEC 42001取得は、同社の信頼性と透明性の証であり、業界における競争力を向上させる重要なステップである。今後のさらなる展開に期待が寄せられる。