パラ・パワーリフティングが企業に新たな共生社会の力を提供
日本におけるパラ・パワーリフティングの重要性が高まっています。この度、特定非営利活動法人日本パラ・パワーリフティング連盟(以下、JPPF)は企業に向けた交流会「企業におけるパラスポーツ活用交流会2025」を2025年11月27日(木)に開催することを発表しました。
交流会の目的
この交流会は、パラスポーツを通じて企業や地域が共生社会を育むための具体的な方法を探ることを目的としています。JPPFはこのイベントを通じて、パラスポーツが持つ新しい価値を体感し、企業の課題解決にどのように貢献できるかを探求します。
参加企業には、すでに協業を進めている第一実業株式会社、APRESIA Systems株式会社、株式会社環境管理センターが登壇し、それぞれの成功事例を共有します。これにより、他の企業も具体的な導入の背景や課題、さらには解決策を学ぶ機会を得るのです。
交流会の内容
交流会では、特に注目されるポイントが三つあります。まず一つ目は「成功事例の公開」です。登壇企業から実際の活動内容が紹介され、企業視点のリアルな活用事例や成功要因が深掘りされます。この情報は、他の企業がパラスポーツをどのように導入すればよいかの道筋を示すものとなるでしょう。
二つ目は「共創のご提案と体感コンテンツ」です。JPPFは、自身の取り組みを通じて企業の社会課題解決に貢献するためのワークショップを実施し、参加者が体感できる機会を提供します。ここで、第一実業株式会社の社員でありアスリートの石原正治選手も参加し、直接体験を通じてパラスポーツの魅力を伝えます。
三つ目は、JPPFと関わりのある企業によるブース展示です。参加者は、さまざまな企業がどのようにパラスポーツを活用しているのかを知り、ネットワークを広げられるチャンスとなっています。
開催概要
- - イベント名: JPPF企業向けイベント2025「企業におけるパラスポーツ活用交流会」
- - 日時: 2025年11月27日(木)16:00~18:30
- - 場所: マイナビプレイス歌舞伎座タワー(23階 C2305)東京都中央区銀座4-12-15歌舞伎座タワー
詳細や参加申込みについては、公式ウェブサイトをご覧ください。
JPPFのビジョンとミッション
JPPFは「筋肉で日本を持ち上げる」というビジョンを掲げ、パラ・パワーリフティングを通じて社会に向けた新たな力を提供しようとしています。この競技は、下肢に障がいがある選手が上半身の力でバーベルを持ち上げるトレーニングを活用し、その経験をビジネスや教育のシーンに生かすことを目指しています。
また、JPPFは「すべての体に、最高記録は眠っている」というスローガンのもと、挑戦する人々が自身の能力を最大限に引き出せるような社会の実現を追求しています。企業との連携や共創を進めることで、すべての人が共存する未来を目指しています。
この交流会は、単なるスポーツイベントに留まらず、共生社会の実現に向けた企業の取り組みそのものを前進させる重要な機会となるでしょう。