荻上直子監督新作
2020-02-10 09:59:56
荻上直子監督が描く子育ての日常をショートムービー『ぜんぶまるごと』で映像化
荻上直子監督が手掛けた最新のショートムービー『ぜんぶまるごと』は、2020年2月10日(月)に公開される。この作品は、監督自身の子育ての経験をもとにした"あるあるシーン"を描いたものだ。
監督の背景
荻上直子監督は1972年に千葉県に生まれ、千葉大学で技術を学んだ後、アメリカで映画制作を学びました。代表作には「かもめ食堂」や「めがね」が際立ち、数々の賞を受賞している。彼女の作品は、温かみがありながらもリアルな人間ドラマを描くことで知られている。
『ぜんぶまるごと』のテーマ
この作品のストーリーは、手のかかる幼い子どもとの日常を描写している。子どものいたずらや独特な行動に振り回されながらも、母親がその日常を大切に思う姿が描かれている。荻上監督は「子育てのかけがえのない一瞬を描きたくて作った」とコメントしている。
監督のコメント
荻上監督は、日々の中で子どもに感情的になったり、自己嫌悪に陥る瞬間を裏切りのないリアルに描き、同時に愛おしさを感じることができる瞬間を映し出すことを目指した。彼女はこうした葛藤を経て、すべての日は愛おしいものであると認識している。
主題歌とその意義
映画の主題歌には笹川美和さんが書き下ろした「あなたと笑う」が起用され、曲は親子関係や日常をより深く感じさせてくれる。歌詞には“ぜんぶ”という言葉が使われ、親子の感情の深さを表現している。
親子の気持ちを探る
本作が制作されるきっかけとなったのは、ZENB JAPANが行ったアンケート調査からでもある。多くの母親が「自分らしい母親像」に対する葛藤や不安を抱えていることが明らかになった。一方で、子どもたちからは母親を誇りに思う気持ちが寄せられ、親子の気持ちのすれ違いが浮き彫りになった。
シアターサイトとコミュニティ
『ぜんぶまるごと』の公開にあたって、映画の体験を深めるためのシアターサイトも立ち上げられた。このサイトでは、映画の本編だけでなく、荻上監督のコメントなども掲載されており、映画を楽しむための情報が満載だ。
このショートムービーは、育児をする親たちに共感を呼び起こすと同時に、子どもたちとの日常の中にも多くの愛と喜びが隠されていることを知らせてくれる。子育ての素晴らしさと、その中で感じる葛藤を乗り越えていく力強さが、この作品には詰まっている。
まとめ
『ぜんぶまるごと』が描くように、一瞬一瞬を大切にし、日常の愛おしさを再認識することで、私たちの子育て生活はより豊かなものになるのかもしれない。ぜひ、荻上直子監督の新作を通じて、その感動を味わってほしい。
会社情報
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株式会社 ZENB JAPAN
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