東大がスタートアップ支援
2025-02-12 11:19:15

東京大学が新たにベンチャーキャピタルGHOVCに出資しスタートアップ支援を強化

東京大学とGlobal Hands-On VCの新たな連携



東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(東大IPC)は、日本の技術系スタートアップを支援する新たな動きとして、ベンチャーキャピタルのGlobal Hands-On VC(GHOVC)による「GHOVC Fund I」にLP(リミテッドパートナー)として出資することを発表しました。この出資により、東大IPCは日本発のスタートアップとの連携を強化し、その国際的な競争力を高めることを目指しています。

大学発エコシステム構築の重要性



東大IPCは、スタートアップエコシステムの構築に多大な貢献をしてきました。特に、ASAファンドを通じて、海外のテクノロジーを取り入れた日本の大学発スタートアップを育成し、将来的にはユニコーン企業を生み出すことを目指しています。GHOVCとの提携により、この目標がより現実味を帯びることが期待されます。

GHOVCは、主に海外進出を目指す日本のスタートアップを対象に投資を行っており、各種サポートを通じて彼らの成長を助けています。特に、外国市場に進出する際の人材確保や、プロダクトマーケットフィットの実現、さらには外国VCからの資金調達など、スタートアップが直面する課題へのアプローチを提供しています。

成功のための技術力の重要性



GHOVCは、日本の技術系スタートアップの成功には高い技術力が不可欠であるという認識を持っており、大学発スタートアップに特化した支援を行っています。これにより、日本のスタートアップの質を向上させ、グローバル市場での競争力を強化することを狙っています。 GHOVCは、日本のスタートアップが国際的に成功するための支援を惜しまず、具体的なハンズオン支援も行っています。

東京大学IPCのパートナーである河合将文氏は、「GHOVCの多様性に富んだチーム体制は、グローバルでの成功に向けた重要な鍵となる」と述べており、協力関係の重要性を強調しています。

東京大学とGHOVCのビジョン



東京大学IPCは、2016年に設立され、大学発スタートアップの創出と支援を目的としています。これまでに、国内外の70社以上の大学関連スタートアップに投資を行いながら、様々な支援プログラムを展開してきました。一方、GHOVCは2020年に設立され、ベンチャーキャピタルとして日本の技術系スタートアップを支援しています。両社は、スタートアップの海外進出を加速することで、日本の産業競争力を高め、グローバルなエコシステムを構築することを目指しています。

今後、東京大学IPCとGHOVCの協業によって、日本のスタートアップが世界市場でどのように発展していくのか、その動向が大いに期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社Global Hands-On VC
住所
東京都渋谷区恵比寿1-19-19恵比寿ビジネスタワー12F
電話番号
050-1751-2316

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