図書館・学校図書館の運営充実を目指す有識者会議が開催へ
図書館と学校図書館の運営が注目される中、有識者会議が開催
2023年12月17日、文部科学省では「図書館・学校図書館の運営の充実に関する有識者会議」の第1回が特設会場で開催されます。近年、学校図書館の重要性が再認識されており、今回の会議でもその運営の充実を図る方策が議題にされる予定です。
会議は午後4時から6時の2時間に渡って行われ、会場は文部科学省の東館5階に設置されます。なお、コロナウイルスの影響を考慮し、集合形式ではなく、WEB会議も併用する形で行われます。
会議の主要な議題は2つあり、まずは会議が設置された経緯や目的について触れ、その後、図書館及び学校図書館の運営の充実に向けた具体的な方策について議論される予定です。また、「その他」として、参加者からの意見交換の時間も設けられます。
傍聴と取材に関しては、これまでの会議とは異なり、会場での傍聴者は受け入れられませんが、一般にはウェブを通じた配信が行われます。具体的には、YouTubeで会議の模様をリアルタイムで視聴できるようにする方針です。これは、より多くの人に会議に関心を持ってもらい、情報を共有することを目的としています。
取材や傍聴を希望する方には、令和6年12月13日までに申し込みが必要で、過ぎてしまうと受付ができないため注意が必要です。申し込み後、傍聴用のURLなどの詳細は、登録したメールアドレスに送信される予定です。また、会議資料は翌日の会議前日までに文部科学省の公式ホームページに掲載される予定です。
この会議の目的は、より良い図書館及び学校図書館の運営を実現し、学習環境を整え、地域社会がより豊かになることを期待されています。図書館の運営が充実すれば、子供たちにとってより良い情報収集の場が提供され、学びの機会が広がることでしょう。
お問い合わせは、文部科学省総合教育政策局地域学習推進課図書館・学校図書館振興室まで。電話での問い合わせも受け付けています。今後の会議やその成果に注目が集まっています。