Web3スタートアップ・プレイシンクがシリーズAで4.7億円調達
プレイシンクは、NFT技術を活用し、デジタル空間での新たな価値を創造するWeb3スタートアップです。この度、同社はシリーズAラウンドで4.7億円の資金調達を成功させました。これによって、今後の事業拡大に向けた多くの新サービスの展開が可能になります。
プレイシンクのビジョン
プレイシンクは「好きなものを好きでよかったと思える世界の実現」を目指し、さまざまなサービスの開発を行っています。2021年9月にオルトプラスの子会社として設立され、その後MBOにより独立した企業です。NFT技術を駆使して、新しい形のサービスを提供することに注力しています。
現在、NFTはアートやデジタルコンテンツの分野で広く取引されていますが、投機目的の取引が招く価格変動や仮想通貨の価格低下などの影響で、取引量が減少傾向にあります。プレイシンクはこの技術を、社会の利益のために利用する方向性を打ち出します。企業は、NFTを一般の人々が使いやすくするための社会実装を目指しています。
来場証明NFTの成功事例
2022年7月に実施されたLDH JAPANの「BATTLE OF TOKYO」というプロジェクトでは、30,000人以上の来場者に「来場証明NFT」が配布されました。この取り組みにより、来場者は自らの「推し活」の履歴を証明できるなど、新たなファン体験が提供されました。これは、リアルイベントでの来場証明NFTの配布においては世界最大規模のものとされています。
デジタルヴィンテージ技術の展開
ブロックチェーンに基づくNFTは、一般的にコピーが可能であり、時間の経過と共に価値が薄れてしまう傾向があります。しかし、プレイシンクは特許出願中のデジタルヴィンテージ技術を用いることで、NFTの資産価値を維持できる仕組みを実現します。これは、デジタルデータのヴィンテージ化により、ユーザーが安心してNFTを購入し、保有できる環境を生み出します。
新サービスと未来の展開
現在、プレイシンクはデジタルヴィンテージ技術に基づく複数の新サービスの開発を進めています。その一つは「NFTトレーディングカード」で、プロサッカー選手のプレー動画をトレカ形式で販売します。また、スポーツチームの経営シミュレーションゲームも開発中です。これらの新しい体験がどのように実現されるのか、期待が高まります。
出資者からもプレイシンクの成長に期待が寄せられており、Web3領域でのマスアダプションを見据えた事業運営に対する信頼感が強まっています。NFT市場の今後の発展を見据え、プレイシンクはさらなる進化を遂げることでしょう。
終わりに
プレイシンクは、「好きなものを好きでよかった」と感じる世界を目指し、新しい仲間を求めています。スポーツやエンターテインメントに興味のあるエンジニアやデザイナーを募集中です。
詳しい情報は公式サイトを訪れてみてください。
プレイシンク公式サイト