東急不動産HD、ESG経営で高評価!GRESB評価で輝かしい実績
東急不動産ホールディングス株式会社が、世界的に権威のある不動産ESG評価であるGRESBにおいて、素晴らしい評価を獲得しました。GRESBリアルエステイト評価では、4年連続で最高ランクの「4スター」を獲得。さらに、GRESB開示評価では、8年連続で最上位の「A」評価を獲得するという快挙を達成しました。
この評価は、同社の既存物件ポートフォリオにおける環境パフォーマンスや、ESG推進のための組織体制、テナントとの連携といった多角的な取り組みが高く評価された結果と言えます。特に、「マネジメント・コンポーネント」と「パフォーマンス・コンポーネント」の両方で「グリーンスター」の評価を5年連続で取得している点は、同社のESGへの揺るぎない姿勢を示しています。2024年度の開示評価では、満点のスコアを獲得したことも特筆すべき点でしょう。
GRESB評価とは?
GRESB(Global Real Estate Sustainability Benchmark)とは、不動産会社やファンドのESG(環境・社会・ガバナンス)への取り組みを評価する国際的なベンチマークです。2009年に欧州の主要年金基金グループを中心に設立され、現在では世界中の150以上の機関投資家が、投資先の選定や投資判断においてGRESBデータを活用しています。日本でもGPIFをはじめ、多くの機関投資家がGRESB評価を重要な指標として活用しています。2023年の評価には、世界から2,223の不動産会社・ファンドが参加しました。
東急不動産HDのESGへの取り組み
東急不動産HDは、長期ビジョン「GROUP VISION 2030」において、「事業活動を通じた社会課題の解決」を掲げています。このビジョンに基づき、環境経営とDX(デジタルトランスフォーメーション)を全社方針として推進しています。
具体的な取り組みとして、2022年末には事業所と保有施設の再生可能エネルギーへの切り替えを100%完了。そして、2024年4月にはRE100事務局より「RE100」目標達成を国内事業会社として初めて認定されるなど、着実な成果を上げています。RE100とは、企業が100%再生可能エネルギーを使用することを目指すグローバルイニシアチブです。
未来への展望
今回のGRESB評価は、東急不動産HDのESGへの取り組みが、持続的な成長と長期的な企業価値向上に繋がることを示す重要な指標となりました。同社は、今後もESG経営を推進し、社会貢献と企業価値の向上を目指していくことでしょう。 環境問題への積極的な姿勢、そして持続可能な社会への貢献は、投資家からの信頼を高め、企業の長期的な成長に大きく貢献するでしょう。 GRESBという国際的な評価機関による高い評価は、その取り組みの成果を裏付けるものです。今後、同社のESGへの取り組みが、他の企業にも模範となることは間違いありません。
参考情報
GRESB公式サイト: https://gresb.com
東急不動産ホールディングス サステナビリティサイト
東急不動産ホールディングス「GROUP VISION 2030」: https://www.tokyu-fudosan-hd.co.jp/group-vision-2030/
東急不動産ホールディングス「中期経営計画 2025」: https://www.tokyu-fudosan-hd.co.jp/ir/mgtpolicy/mid-term-plan