近畿大学附属福岡高校が屋内で初の体育祭を開催
近畿大学附属福岡高等学校(福岡県飯塚市)は、例年の開放的な校庭から一新し、令和7年(2025年)9月17日(水)に体育祭を屋内の「飯塚市総合体育館」にて開催します。この取り組みは、気温の上昇に伴う熱中症のリスク管理と、天候不良に対する柔軟な対応として、初めての試みです。
行事の概要
この体育祭には、全校生徒約930人が参加し、伝統の「近大福岡体操」をはじめ、地域に根ざした「よさこい黒田武士」のパフォーマンス、さらには4つの応援団による創意豊かな応援合戦が行われます。これらの活動が一体となることで、学校全体が一つのチームとして団結する様子が見られることでしょう。
新しい試み
近大福岡高校は、これまで体育祭を校内のグラウンドで実施してきましたが、最近の気候変動に対する配慮から、快適な環境での活動を選ぶことになりました。体育館内の空調設備により、生徒たちは外部の厳しい気候から守られ、安心して競技や演技に集中できる環境が提供されます。
特に注目されるのは「応援合戦」です。高校3年生をリーダーとし、異なる学年の生徒が縦割りで編成された4つの応援団(緑・青・赤・黄色)が、体育祭を盛り上げるために創意工夫を凝らして取り組んでいます。生徒たちは練習を重ね、見ごたえのある応援を披露する予定です。
近大福岡体操とよさこい黒田武士
「近大福岡体操」は、この学校の伝統行事として位置づけられており、生徒たちが一体となって身体を動かすことで、心身の健康を促進しています。また、地域の文化に根ざした「よさこい黒田武士」は、福岡の民謡「黒田節」を題材にしたダンスで、学校の体育祭における華やかな演出の一つです。観客や他の生徒たちにも深い感動を与えてくれることでしょう。
開催日時・場所
本行事は、令和7年(2025年)9月17日(水)、午前9時から午後3時までの予定で、飯塚市総合体育館のメインアリーナが会場となります。場所は、福岡県飯塚市鯰田1560-5に位置し、JR福北ゆたか線「浦田駅」からは徒歩約15分となっています。
この新たな形式の体育祭は、近畿大学附属福岡高等学校が生徒の安全と健康を優先し、未来を見据えた行動を取ることの象徴とも言えるでしょう。生徒たちの団結した姿と創造力あふれる演技を楽しむ機会をお見逃しなく!
関連リンク
附属福岡高等学校公式サイト