新作舞台『存在証明』
2025-09-01 16:32:04

長田育恵と眞鍋卓嗣による新作舞台『存在証明』の魅力に迫る

2025年11月8日から11月15日の間、東京都世田谷区のシアタートラムにおいて、劇団俳優座の本公演No.361『存在証明』が上演される。この新作は、劇作家の長田育恵さんと演出家の眞鍋卓嗣さんによる珠玉のタッグが生み出した舞台であり、観る者を数学の奥深い真理の世界へといざなう。

この物語は、第一次世界大戦と第二次世界大戦という歴史の渦中に、数学者ハーディとリトルウッドが挑む「リーマン予想」の証明を中心に展開される。彼らは数学の数式の中に時代を超えた普遍的な真理を見出そうとするが、理想は戦争に塗り替えられていく。1977年、リトルウッドの娘であるアンは、ある少女が発した謎の数字を契機に、父たちの過去を結ぶ記憶の断片に接触する。時空を超え、真理へ手を伸ばした人物たちの軌跡とその余波を描いた、感動的な物語が待っている。

長田育恵さんは、2023年にNHKの連続テレビ小説『らんまん』の脚本を担当し、特にその作品の美容如かし多くの脚本を手がけてきた実力派であり、芸術選奨新人賞など数々の賞を受賞している。彼女の豊かなストーリーテリングは、観客の心に深い印象を残すことでしょう。

一方、眞鍋卓嗣さんは、演出家としての実績を評価されており、読売演劇大賞を4度受賞。『閻魔の王宮』においては悲劇喜劇賞も獲得している。彼の演出手腕は、舞台に新たな命を吹き込み、観客を一層引き込むことに定評がある。

公演のスケジュールは、全日は様々なイベントが計画されており、観客がより深く作品を楽しむ手助けがされている。例えば、アフタートークやプレトーク、バックステージイベント、音声ガイドなど、視覚や聴覚に配慮した多彩なサポートが準備されている。特に、音声ガイドやバリアフリー型日本語字幕は、視覚的な障害を持つ方々のための配慮がされている。

チケットは現在、カンフェティにて発売中で、一般料金は5500円、シニア(65歳以上)が5000円、学生が3500円と様々な価格設定がされている。また、19時開演の回には夜割引があり、4500円で楽しめる。

新作『存在証明』は、数学というテーマを基に、深い哲学的な問いかけや時代の変遷を描く作品です。混乱の時代にあってもなお、変わらぬ真実を追い求める姿勢が求められる今、彼らの物語はますます時宜を得ているのではないでしょうか。観る者に衝撃を与えるこの舞台、是非その目で確かめてみてください。公式ホームページからの詳細な情報もぜひご確認ください。


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