美濃白川にEV充電器設置、地域活性化へ向けた新たな一歩

道の駅「美濃白川」にEV充電器の設置が完了

岐阜県白川町に位置する道の駅「美濃白川」に、Terra Charge株式会社の提供による50kW出力の急速充電器が2024年10月22日より稼働し、電気自動車（EV）向けの充電サービスがスタートしました。このサービスは、EV普及と充電インフラの拡充を目指す政府の取り組みの一環として位置付けられています。

EV充電インフラ整備の背景

2050年のカーボンニュートラル達成を目指し、経済産業省は2030年までにEV充電器を30万口設置するという目標を掲げています。EVの普及が加速する中、道の駅が防災拠点としての役割も期待されています。特に、EVには災害時に「走る蓄電池」として電力供給の機能があり、充電器の設置は地域住民や観光客にとって欠かせないインフラとなります。

道の駅「美濃白川」の魅力

道の駅「美濃白川」は、国道41号沿いに位置し、飛騨路と美濃路を結ぶ重要な休憩地点として観光客に愛されています。ここには、地元特産品を扱うレストランやお土産コーナーもあり、訪れる人々に新鮮で安心・安全な商品を提供しています。道の駅内には「ピアチェーレ」や「白川野菜村チャオ」「てまひまの店」があり、地域の人々と近隣から訪れる人々との交流の場となっています。

テラチャージの特徴

Terra Chargeが提供するEV充電サービスは、自治体に負担をかけないモデルを採用しています。初期投資や運用費用は無料で、EV充電器の設置を全国で進めています。特に、日本製の充電器は部品の欠品リスクが少なく、課金や決済機能も備えた安心のサービスです。また、24時間365日体制のコールセンターを設置し、EVユーザーがいつでもサポートを受けられるようにしています。

充電器の利用方法

新設された充電器は、道の駅「美濃白川」に設置され、利用料金は1分あたり38.5円（税込）です。この急速充電器は、EVユーザーにとって非常に便利な存在となることが期待されます。この充電サービスを利用するためには、Terra Chargeの専用アプリをダウンロードすることが必要です。

Terra Charge株式会社について

Terra Charge株式会社は「すべての人とEVにエネルギーを。」を企業のミッションとして掲げ、EV充電インフラの整備に力を入れています。東京都港区に本社を置き、2010年に設立されました。自社開発のアプリ「テラチャージ」を利用することで、簡単かつスピーディにEV充電を行うことが可能となります。このアプリは、充電スポットの検索や料金の決済機能を備えており、多くのEVユーザーに利用されています。

まとめ

道の駅「美濃白川」に設置された急速充電器は、地域の活性化やEV普及に大きく貢献することでしょう。今後とも、地元の人々と訪問者が集まり、交流できる場所としての役割を果たしていくことが期待されます。充電インフラの整備が進むことで、EV所有者はより快適に移動できるようになり、持続可能な社会の実現に向けた一歩が踏み出されたと言えるでしょう。