アルプロンが『食料危機と地球環境』をテーマにリブランディング

アルプロンの新たな取り組みと未来への挑戦

株式会社アルプロンは、2023年10月16日、国連が定める「世界食料デー」に際し、リブランディングを発表しました。新たに「Active Life Navigator」として人々の健康をサポートすることを目指し、食料危機や環境問題という重要なテーマに取り組む決意を示しています。

リブランディングの背景

設立以来、アルプロンはプロテインの開発や製造、販売を通じて人々の健康を支える役割を果たしてきました。しかし、全球的に食料危機や栄養不足が深刻な問題となっていることを受け、企業の使命を再定義することが求められています。タンパク質の需要が急増している一方、その供給量は急速に足りなくなる危険言われており、食文化が食肉に依存している日本においても深刻な状況です。

アルプロンは、この問題に立ち向かうべく国内自給率の向上を目指し、持続可能な原料調達の重要性を改めて認識しています。そのため、リブランディングを通じて、企業の姿勢を一新し、社会に向けてその意志を強く発信することにしました。

新しいブランドシンボルと企業のビジョン

新たに発表されたブランドシンボルは、二つの「A」が重なり合い、食料危機と環境問題に向き合うアルプロンの姿勢を象徴しています。このデザインは、未来を切り開く「Active Life Navigator」としての役割を強調しています。ブランドカラーには、持続可能な社会を実現するための意思が込められた「Active Green」「Life Green」「Navigator Black」の3色が使用されています。

アルプロンは、地方自治体や農業、畜産の現場と積極的に連携し、温室効果ガスの排出削減に貢献するための取り組みを行っています。すでに東京証券取引所へのカーボン・クレジット市場への参加や、メタン削減の実績を上げています。これらの活動は、すべての人が健康で活躍できる未来を描くために行われています。

今後の展開

新しいビジュアルアイデンティティに基づいた製品は、2023年10月末から順次発表予定です。アルプロンは、全国および世界各地において、持続可能な社会の実現に向けた具体的な行動を広めていくことを目指します。将来的には、国産品の輸出や新たなビジネス展開を通じて、世界中の食料危機を解決するための挑戦を続ける所存です。