老舗煎餅店みなとやが支援する保護猫譲渡活動の成果と未来

老舗煎餅店みなとやの保護猫譲渡活動への支援について

東京都江東区門前仲町で営業を続ける老舗煎餅店『みなとや』は、地域貢献の一環として、譲渡型保護猫サロン『もんにゃか』の運営を支援しています。みなとやは、地元住民の猫たちの支援を通じて、商店としての役割を果たしています。

362頭の保護猫を新たな家族へ

2023年に開設3周年を迎えた『もんにゃか』は、これまでに362頭の保護猫を新しい飼い主に譲渡するという成果を上げています。この活動は、特定非営利活動法人江東ねこの会によって運営され、地元のボランティアの方々が日々の世話を行っています。週末には里親候補者に猫たちと直接触れ合う機会も提供され、猫たちが新しい家庭を見つけるお手伝いをしています。

せんべい屋のユニークな支援方法

みなとやは、保護猫活動を支えるために、オリジナルの猫せんべい『七福にゃんべい』などを開発・販売しています。この商品の売上の一部は、江東ねこの会の活動資金として寄付されています。具体的には、2025年7月31日までに累計で695,482円の寄付を目指し、地域社会への貢献を続けることを約束しています。

自社ビル提供による支援

さらに、譲渡型保護猫サロン『もんにゃか』の開設時には、みなとやは自社所有のビルを活動拠点として提供しました。このように、物理的な支援から、財政面でのサポートまで幅広い形での支援がなされており、地域の猫たちに対する温かい慈しみが感じられます。

さらなる活躍への期待

保護を必要とする猫たちは依然として多く、みなとやでは今後も『せんべい屋が猫を救う』という理念のもとに、この取り組みを多くの人々に知ってもらうことを目指しています。『にゃんべい』や他の猫せんべいを購入することで、地域貢献に参加することができます。店舗でお煎餅を購入されたお客様は、猫たちを救う活動にも間接的に貢献しています。

おわりに

みなとやの支援活動は、猫たちの命をつなぐだけでなく、地域社会全体への意識を高める役割も果たしています。このような商店が地域の問題解決に貢献する姿勢は、今後も多くの支持を得ることでしょう。私たち一人一人が、地域社会への貢献の形を見つけ、共に参加することができるはずです。みなとやの今後の取り組みにもぜひ注目しましょう。