名鉄バス、クレジットカードタッチ決済を導入！利便性の向上を目指す

名鉄バス株式会社は、2024年11月1日から名古屋市内と中部国際空港を結ぶ「セントレアリムジン」において、タッチ決済による新たな乗車サービスを開始することを発表しました。このサービスでは、クレジットカード、デビットカード、及びプリペイドカードに対応したタッチ決済が可能となり、スマートフォンにもカードを設定することで乗車が行えるようになります。

便利な乗車方法

乗車の際は、持っているタッチ決済対応のカードや、カード設定をしたスマートフォンを特別なリーダーにかざすだけでOKです。これにより、従来の交通系ICカードを持っていなくても、簡単にバスを利用できるようになるため、特に訪日外国人旅行者にとって大きな利点となります。名鉄バスは、これによりお客様の利便性の向上を図ると共に、完全キャッシュレスでの運行に向けた実証実験を行う車両も一部始める予定です。

対象路線と開始時期

新しいタッチ決済サービスが利用できるのは、「セントレアリムジン」の伏見・栄と中部国際空港を結ぶ路線です。このサービスは2024年11月からスタートします。

対応カードとセキュリティ

タッチ決済は、Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯などの多様なブランドに対応する予定で、今後Mastercardについても順次追加される見通しです。このタッチ決済技術は、国際標準のセキュリティ認証を活用しており、スピーディーで安全なお支払いが実現されています。サインや暗証番号の入力が不要なのも嬉しいポイント。なお、一定金額を超える場合は、確認が必要となります。

まるで常識を覆す新たな移動の形

この取り組みには、名鉄バスだけでなく、三井住友カード、ジェーシービー、レシップ、QUADRACの各社も参加しています。特に公共交通機関向けのソリューション「stera transit」を導入することで、現金や事前チャージがなくても手軽に利用でき、感染症予防の観点からも効果が期待されています。また、地域のキャッシュレス化や、インバウンド需要の受け入れ環境の整備にも貢献することでしょう。

今後の展開について

「stera transit」の技術は、MaaS（Mobility as a Service）やスマートシティの基盤技術としても活用できるもので、名鉄バスは今後も全国各地でこのようなサービスの導入を進めていく予定です。こうした便利でスムーズな交通手段の整備が進むことで、より多くの人が名古屋とその周辺地域を訪れることが期待されます。

この新たなタッチ決済サービスによって、ぜひ多くの方々が名鉄バスを利用し、新しい移動のスタイルを体験してみてください。