父と母のアンコール
2023-08-22 16:46:38

映画「父と母のアンコール」が描く家族の挑戦と音楽の力

映画「父と母のアンコール」試写会開催



2023年8月31日、京都のModern Timesにて映画「父と母のアンコール」の試写会とミニライブ、記者会見が行われました。この映画は、監督である角口裕美さんの両親の実話を基に、70代後半で一度離婚した後、コロナ禍を経て再婚するまでの物語を描いたドキュメンタリーです。音楽と笑いを通じて「辛い今でも、人生の大逆転はいつやってくるかわからない」というメッセージが観客に伝えられました。

映画の内容とあらすじ



長い間バラバラだった家族は、2005年にあるきっかけでライブハウスを経営することになります。その中で多くのミュージシャンやお客様、スタッフと出会い、それぞれが出会った人々に支えられながら、経営を続けていきました。しかし、父の79歳、母の77歳という歳に、父のギャンブルが原因で離婚に至ります。それでもなお、彼らは共に暮らし、共に商売を続けました。

コロナ禍が訪れ、父と母が相次いで感染。母は多くの病気を抱え、余命宣告を受けました。その中で、父はどんな行動を取るのか、家族の絆が試される瞬間が描かれています。

その結果、この映画は「家族とは何か」「人生とは何か」という大きなテーマに挑戦する作品となっています。観客は、笑いあり、涙ありの中で、音楽がもたらす人々の温かさや絆を感じ取ることができるでしょう。

主題歌と出演者



主題歌「欅」を歌うのは大督であり、その他にも多くのアーティストが参加しています。音楽監督は徳久望、ナレーションには徳久望が務めるなど、音楽も重要な要素となっています。また、映画には監督の両親が出演し、リアルな家族の営みが描かれています。これにより、観客はただの映画としてではなく、実際の人々の人生を身近に感じることができるのです。

今後の展開



この映画の公開にあたり、上映日は2023年9月から始まり、全国ツアーも予定されています。ライブハウスにとどまらず、福祉や教育関係にも作品を届ける計画があり、講演会の開催も視野に入れています。これは音楽の力を広め、人々に届けるための新たな試みでもあります。

監督のメッセージ



角口裕美監督は「音楽の力は偉大です。音楽によって、多くの人が幸せに豊かな心で過ごせることをいつも願っています。」と語っています。これからも「音楽の力」を信じて、様々な形でメッセージを届けていくことを目指しています。

この映画は、シンプルなストーリーの中に間違いなく深いメッセージを込めています。観客は、家族の絆と人生の不思議さを感じながら、希望を持って生活を続ける勇気をもらえることでしょう。

会社情報

会社名
合同会社ミュージックスクエア京都
住所
京都府京都市中京区上大阪町521エンパイヤビルB1
電話番号
075-212-8385

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