ユニバーサルデザインとコミュニケーションの重要性
2025年5月27日、株式会社モリサワと株式会社YUIDEAの共催による無料オンラインセミナーが開催されます。テーマは「ユニバーサルデザインで『伝わる』がひろがる。いま考えたい、多様性とアクセシビリティ」です。このセミナーの背景には、2024年に改正される障害者差別解消法があります。新法では、障害のある方々への合理的な配慮が企業や団体において義務付けられ、これまで以上に誰もが受け取れる情報発信とコミュニケーションの設計が必要とされています。
諦めない多様性の実現
セミナーでは、YUIDEAの内藤真未氏とモリサワの高田裕美が登壇し、多様性とアクセシビリティに焦点を当てたインクルーシブなコミュニケーション戦略を議論します。この取り組みは、かつて配慮が行き届かなかった方たちのエンゲージメントを促し、企業の成長や社会価値の創出につながると期待されています。これは特に現代のビジネス環境で求められる要素であり、多様な視点を取り入れることで築かれる新たな関係や信頼が重要視されています。
ワークショップの詳細
開催日は、2025年5月27日で、時間は14:00から15:00まで、Zoomを利用したオンライン形式で行われます。参加費は無料で、特に時代に即したブランドコミュニケーションやサステナブルな商品・サービス開発に関心のある方には必見の内容です。対象となる参加者として、広報やコーポレートコミュニケーション部門の担当者、クリエイティブ職の方々、さらには企業のサステナビリティ活動を推進する方々を想定しています。
Speaker Lineup
本セミナーには、内藤真未氏(株式会社YUIDEA、SX戦略推進 サステナブル・ブランディング グループリーダー)と、モリサワのUD担当ブランドエキスパート・高田裕美が登場します。彼らはそれぞれの専門知識を持ち寄り、多角的にアクセシビリティを学ぶ講義やアイデアを提供します。
特集:UDデジタル教科書体
このセミナーでも取り上げられる「UDデジタル教科書体」は、ICT教育の現場において特に効果的なユニバーサルデザインの書体です。学習指導要領に基づいた設計により、読みやすさに配慮したデザインが施されており、ロービジョンやディスレクシアといった課題に対しても対応しています。これにより、すべての学習者がより良い環境で学習できるようサポートが行われています。
モリサワの取り組み
株式会社モリサワは、社会貢献を企業理念に掲げ、フォントメーカーとしてさまざまなフォントを開発し続けています。特に、UDフォントは多くの人々に読みやすさを提供しており、クラウド型フォントサブスクリプションサービス「Morisawa Fonts」を通じて、さらに多くの人々にアクセス可能なソリューションを展開しています。これにより、文字を通じて人々をつなげる役割を果たしています。
最後に
このオンラインセミナーは、共感と理解を深めるための素晴らしい機会です。ぜひ、参加申し込みをして、未来のインクルーシブな社会を一緒に考えてみませんか?参加を心よりお待ちしています。