カルビーが新たな価値を創出する「じゃがクリエイティブ」の始動

カルビー株式会社が新たに立ち上げるプロジェクト「じゃがクリエイティブ」が話題を呼んでいます。このプロジェクトは、クリエイターとのコラボレーションを通じて、カルビーのブランド価値をさらに高め、新しい商品を生み出すことを目的としています。2025年9月8日から始動し、クリエイターによるアレンジデザインが特徴です。

プロジェクト背景

「じゃがクリエイティブ」は、カルビーが2023年から取り組んできた「Calbee Future Labo」の一環としてスタートしました。このプロジェクトは、カルビーのキャラクターやデザインを新たな形で表現し、食べる以外のシーンでもカルビー商品を楽しむ機会を提供するものです。

プロジェクトの第1弾では、人気クリエイターである「キタハラケンタ」と「オカタオカ」が「じゃがりこ」と「おでかけ」をテーマにしたイラストを制作します。これらのイラストは、オリジナルグッズとして商品化され、「SUZURI byGMOペパボ」のカルビー公式ショップで販売されます。

商品化するイラスト

プロジェクトのイラストは、多様な商品に展開される予定です。例えば、Tシャツ、キーホルダー、トートバッグなどがラインアップされます。また、制作したイラストはカルビーが新たに導入したブロックチェーン技術を活用した知的財産管理プラットフォーム「かるれっと」で公開され、ライセンスアウトも行われます。これにより、他のメーカーがもとのデザインを使用することが可能になります。

クリエイターの想い

クリエイターの二人もプロジェクトへの期待を寄せています。キタハラケンタは「じゃがりこを数えきれないほど食べてきた」と言い、シンプルでありながら自分の個性を加えたデザインができたことに喜んでいます。一方、オカタオカは、家族でのドライブをテーマにし、じゃがりこが持つ利便性を強調しました。彼女は、このイラストが多くの人々に手に取ってもらえることを楽しみにしています。

ブロックチェーン技術の導入

カルビーが初めて導入するブロックチェーンによる知的財産管理プラットフォーム「かるれっと」は、クリエイターにとっても大きなメリットをもたらすと期待されています。このプラットフォームにより、二次創作の権利が明確に保護され、クリエイターは自身の作品を安全に使用することができるのです。

未来の展望

「じゃがクリエイティブ」は、今後もクリエイターとの共創によってさらに展開を広げていく予定です。今回の取り組みは、カルビーが目指す2025年の新たなブランド戦略の一環として、地域や世代を超えた多くの人々にアクセスできる機会を提供することを目指しています。

このプロジェクトに参加することによって、クリエイターたちはカルビーの魅力をさらに引き出し、消費者との新たな接点を築くことができるでしょう。カルビーの信頼性を基に、未来のブランド価値を創造する「じゃがクリエイティブ」は、多くの期待を集めています。もちろん、この試みがどのように進化していくのか、楽しみでなりません。