訪日外国人向け食文化プラットフォームがGoogle連携を開始

訪日外国人向けのグルメプラットフォーム「byFood.com」がGoogle連携を開始

株式会社テーブルクロスが運営する「byFood.com」は、最近Googleによる予約機能である「Reserve with Google」への対応を始めました。この新たなサービスにより、訪日外国人観光客にとって、食事の予約がより簡単に行えるようになります。利用者は、Google検索やGoogleマップを通じてbyFood.comにアクセスし、予約をスムーズに行えるようになるのです。

新機能の意義と背景

近年、多くの観光客は旅行先のアクティビティを事前に検索し、計画を立てる傾向があります。特に旅行の3か月前から様々なデバイスを用いて情報を収集する人が多いですが、目的地に到着するとモバイル検索が54%にも増加します。このことは、食事や観光に関する情報が、旅行中にどれだけ重要であるかを示しており、特に「行うべきこと」や「近くのお店」を検索するニーズが急増しています。実際に、「やるべきこと/アクティビティ」 + 「近くの場所」といったキーワードでの検索は、過去2年間で6倍にも増加していると言われています。

予約が途切れたり困難になったりすることを避けるため、byFood.comはGoogleと提携することにより、顧客との接点をより広げ、利便性を高めようとしています。実際、Googleマップは2021年に約1億600万回ダウンロードされた実績があり、世界中で最も利用されている旅行関連アプリとなっています。

具体的な機能の詳解

新しい「Reserve with Google」機能は、Googleビジネスプロフィール内で利用され、byFood.comに掲載されているコースメニューを持つ店舗へのリンクが直接表示されるようになります。この機能により、ユーザーはGoogleマップを利用しながら容易にbyFood.comに移動でき、予約を行うことが可能になります。観光客が飲食店を訪れる際の手間を大幅に軽減できると考えられています。

また、なお事業者側で特別な対応の必要がないため、加盟店舗は手軽にこの新しいサービスを利用することができます。予約の窓口はこれまで通りbyFood.comのコンシェルジュが担当しますので、安心して利用できる点も魅力です。

byFood.comの特徴と情熱

「byFood.com」は日本の食体験や飲食文化を外国人観光客に提供することを主な目的としたプラットフォームです。事前の情報収集から、滞在中の予約、そして帰国後の日本食購入に至るまで、様々な機能を持ち合わせており、まるでワンストップサービスのような気軽さで利用できるのが特徴です。

さらに、SDGsの一環として、1予約ごとに10食の給食が発展途上国の子どもたちに届けられる取り組みを行っています。この活動を通じて、これまでに約69万食の給食が配達された実績もあり、この点でも社会貢献を目指しています。

今後もbyFood.comは、訪日外国人観光客が日本の食文化を深く体験できるようなサービス展開を続けていくことでしょう。興味のある方は、ぜひ公式サイトやYouTubeチャンネルをチェックしてください。

公式サイト：byFood.com

YouTubeチャンネル：JapanbyFood