昭和女子大学TV、開局4年目に突入
東京都世田谷区に位置する昭和女子大学が運営する「昭和女子大学インターネットTV局」、通称「昭和女子大TV」は、2023年7月1日で開局4年目を迎えました。開局からのこれまでの実績と、今後の新たな展開に注目です。
現代社会における様々な課題を取り上げ、時事的なテーマについて深く考察することを目的とした対談企画が大人気です。特に、坂東眞理子総長による「Mariko’s New Step」シリーズは、社会問題の解決に向けたヒントを提供する内容となっています。今後も、社会の変革に貢献するような企画を通じて、多くの視聴者に影響を与えられることを目指しています。
時事問題に迫る坂東総長の対談動画
坂東総長の対談では、「選択的夫婦別姓」や「女性活躍を阻む年収の壁」といった時事的テーマについて、著名なゲストとのディスカッションを展開しています。例えば、編集長の羽生祥子氏を招いた対談では、夫婦姓の選択に関する法律の影響について、視聴者が理解を深められるような内容を届けています。
また、投資や経済に関する話題も取り入れています。「投資は未来からのお返し」と題された対談では、レオス・キャピタルワークスの藤野英人社長を迎え、投資を通じて人を応援する喜びを語り合います。このように、経済や社会問題に光を当てる番組が目白押しです。
山田隆教授の経済解説
経済について「よくわからない」と感じる人が多い中、昭和女子大学TVはそのギャップを埋めるべく、山田隆教授による経済解説を提供しています。視聴者が気になる経済用語やトピックを、軽やかでわかりやすい語り口で説明し、より多くの人々に経済の理解が促進されるよう努めています。円安が日常生活に与える影響についての解説など、身近な経済問題をわかりやすく教えてくれる人気コーナーです。
学生目線での社会問題調査
さらに、昭和女子大学TVでは現代教養学科の学生たちによる「学生project」も実施しています。学生たちが社会の問題について自ら調査し、意見を発信することで、新たな視点を視聴者に提供しています。タイパ(時間対効果)や、電動キックボードの正しい使い方、危険なアルバイトの実態など、興味深いトピックが展開されています。
学生スタッフの活躍
こちらのメディアは、学生も運営に深く関与しています。「teleBIJOn」という学生スタッフチームが、様々なプロジェクトやインタビューを企画・制作し、視聴者に新しい視点を提供しています。学内の教授や授業、さらには教員の素顔に迫る「Show a Prof.」シリーズも、多くの視聴者に支持されています。
さらに広がるオンライン展開
昭和女子大TVは、動画コンテンツだけでなく、SNSを通じた情報発信も積極的に行っています。Twitter(現在はX)では、キャンパスライフに関するショート動画を連日配信しており、視聴者とのコミュニケーションを図っています。公式YouTubeチャンネルでの配信も、高評価を得ています。
終わりに
昭和女子大学は、教育機関としての役割を果たしつつ、オンラインコンテンツを通じて社会に影響を与えることに挑戦しています。今後も、新たな企画や魅力的なコンテンツの提供を楽しみにしたいところです。