博展、持続可能なイベントマネジメントのISO 20121を取得
株式会社博展は、2025年1月14日、持続可能なイベント運営のための国際規格「ISO 20121」を取得したことを発表しました。この認証は、効率的かつ持続可能なイベント運営を確保するためのマネジメントシステムを体系化するものです。
認証の意義
ISO 20121は、イベント産業における環境、経済、社会への影響を管理することを目的としています。この基準は、企業がイベント運営の持続可能性を向上させ、同時に社会的責任を果たすための指針となります。これは、BSI(英国規格協会)が開発した「BS 8901」の後継であり、特にロンドンオリンピックなどの大規模イベントでの実績に基づいています。
● 取得背景とさらなる取り組み
博展は、2016年から国内でのサステナビリティの促進を目指し、様々なコミュニティ活動や取り組みを展開してきました。また、2021年には自社内に「サステナビリティ推進部」を設立し、環境配慮型イベントの実施を進めています。これにより、資源循環を基本にした取り組みや、国連グローバル・コンパクトへの参加、さらには重要課題である5つのマテリアリティを特定し、組織の戦略に組み込んできました。今回の認証取得は、その努力の結実であり、「サステナブル・イベントの実現」を一層強く推進するための道筋を示します。
今後の展望
博展は「持続可能な体験」を作り出すことをミッションに掲げ、ISO 20121の基準に則り、その実現に向けた活動を継続していきます。これにより、資源循環型社会へのシフトを進め、より持続可能な業界の確立に寄与していく意向です。国際的な基準を踏まえたこの動きは、他の企業や団体にも影響を及ぼし、より多くの業界においても意識の変革が期待されます。
BSIグループジャパンとの関係
BSIグループジャパン株式会社は、認証授与の主体として博展のISO 20121取得をサポートしました。BSIは、ビジネス標準の設定や改善を支援する機関として長年の実績を持っています。彼らは、組織の持続可能性を高めるための支援を行い、今後のコミュニケーションにも重要な役割を果たします。
株式会社博展について
博展は1970年に設立され、人と社会のコミュニケーションを重視した体験のデザインを通じて、マーケティング課題の解決を目指しています。また、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めており、サステナビリティに関する情報は公式サイトやSNSでも公開中です。
詳しくは、
博展の公式ウェブサイトをご覧ください。サステナビリティへの取り組みについては、
こちらのページを参照してください。