亀岡助教がスポーツ庁長官優秀賞を受賞
新潟医療福祉大学の健康スポーツ学科に所属する亀岡雅紀助教が、11月29日(金)に開催された「第13回健康寿命をのばそう!アワード」において、スポーツ庁長官賞を受賞しました。このアワードは、生活習慣病予防の普及や健康寿命の延伸に寄与する優れた取り組みを行う団体に送られるものです。
受賞に至った背景
亀岡助教の活動は、新潟大学の教育学部の村山研究室で学生時代から続けてきた交通安全と交通事故抑止に関する啓発活動が評価されてのものです。交通安全を促進する「ハンドルぐるぐる体操」を導入し、楽しく安全に関する知識を広げる活動を行っています。
ハンドルぐるぐる体操の取り組み
亀岡助教は、この「ハンドルぐるぐる体操」を通じて、高齢ドライバーの安全運転を促すと同時に、交通事故を未然に防ぐ活動を展開しています。この体操は誰でも簡単にできるため、全国各地で追随する地域を増幅させています。特に、新潟県の離島である粟島や佐渡島、さらには長野県でもその活動が広がっています。
地域への影響
「ハンドルぐるぐる体操」は、楽しんで体を動かすことで、運転に必要な筋力や認知機能を鍛える効果が期待できます。世代を超えた交流の機会を創出し、地域全体の意識向上や一体感の醸成に寄与していると言います。「交通事故のない地域」を目指す亀岡助教の姿勢は、ますます多くの人々に支持されています。
亀岡助教の想い
亀岡助教は、「楽しく体操をすることが交通事故を減らすための体づくりにつながっていると実感しています。ハンドルぐるぐる体操は、高齢者だけでなく、子どもから大人まで参加できる体操で、世代間のコミュニケーションの場ともなっています」と語ります。
学生たちのリアクション
健康スポーツ学科の学生たちも、この体操について「身体がストレッチされ、筋トレにも繋がる」と高評価。特に「ニュートラルポジショーン!」という楽しいフレーズは、多くの学生の心に残っている模様です。
今後の活動展望
亀岡助教の活動は、今後も全国各地に広がり続け、さらなる地域活性化につながることが期待されています。今後の取り組みにも注目が集まります。
参考リンク
新潟医療福祉大学について
新潟医療福祉大学は、国の制度に基づき、看護・医療・ビジョンリハビリ・栄養・スポーツなど多様な学科を有する医療系総合大学です。実践的な「チーム医療」を学ぶ機会を提供し、学生の資格取得や就職支援も充実しています。特に、本学はスポーツと医療が融合した教育環境を展開し、未来の医療人材を育成しています。
NSGグループのビジョン
NSGグループは、地域活性化を目指し、教育事業の他、医療や福祉事業を通じて「世界一豊かで幸せなまち」を創造することを目標としています。多岐にわたる事業展開を通じて地域を支援しており、その活動は今後も広がりを見せるでしょう。