衛星データで未来を切り開く！サグリが選出された理由とは

サグリ株式会社、未来の市場を切り開く挑戦

兵庫県丹波市に本社を持つサグリ株式会社は、近年注目を集めているインパクトスタートアップです。2023年には日経クロストレンドから「未来の市場をつくる100社【2025年版】」に選出され、その存在感を示しました。今回はサグリのビジョンや技術、選出の背景について掘り下げてみます。

サグリのビジョンと技術

サグリが掲げるビジョンは「人類と地球の共存を実現する」というものです。この目標に向けて、同社はAIを用いた衛星データ解析技術を中心に様々なプロジェクトを展開しています。特に、農業と環境の課題解決を目的とした取り組みが評価を受けています。

提供するサービスには、耕作放棄地を検知する「アクタバ」、作付け予測を行う「デタバ」、土壌分析を実施する「Sagri」といったアプリケーションがあります。これらのサービスを通じて、農業の効率化や持続可能性を高め、環境保護にも寄与することを目指しています。

日経クロストレンド特集とは

日経クロストレンドが発表する「未来の市場をつくる100社」は、特に注目されている企業を選出する特集です。2019年から毎年12月に発表されており、各界の専門家やスタートアップ企業の情報を基に、革新性や成長期待、社会に与える影響といった観点から選ばれます。サグリはこれら3つの視点を満たし、選出されました。

サグリの今後の展望

サグリはイノベーションを促進するために、2023年には農林水産省及び経済産業省から補助金を受けたほか、2024年にはシリーズAで約10億円の資金調達を行う予定です。これにより、さらなる技術革新と市場拡大を図っていく考えです。特に、近日中には新たなプロダクトやサービスを発表する可能性もあり、今後の動きが注目されます。