矢作建設がSBT認定
2025-09-24 13:20:10

全メンバーが納得!矢作建設工業がSBT認定を取得した理由

全メンバーが納得!矢作建設工業のSBT認定取得の道



建設業の環境対応は、近年ますます重要なテーマとなっています。その中で矢作建設工業株式会社がSBT(Science Based Targets)認定を取得したことが新たな話題となっています。この認定の取得に至った経緯や、今後の展望について詳しく見ていきましょう。

矢作建設工業の取り組み



愛知県名古屋市を拠点とする矢作建設工業は、マンションや物流施設の設計・施工、道路やトンネルなどの土木事業を展開しています。2021年には「矢作建設グループSDGs宣言」を発表し、「YAHAGI Blue ENGINEERING」という環境スローガンを掲げています。また、地域の自治会と連携し、河川敷の景観維持活動にも積極的に取り組んでいます。これらの活動は、単なる事業運営に留まらず、地域と環境への責任感を示すものです。

しかし、サステナビリティへの対応は、自社の総務部が中心となって進められています。この状況の中で、SBT認定の取得が国土交通省の評価項目に加わったことを受け、同社はさらなる前進を目指すこととなりました。

SBT認定取得の背景



SBT認定取得を決定するに至った理由の一つは、社内での慎重な議論です。初めは慎重な意見が多かったものの、建設業界では環境に対する意識が高まっていたため、同業他社との取り組みを通じて社内の機運が高まりました。これにより、正式にSBT認定への取り組みを開始することに。

支援先として選ばれたのが、サステナビリティ経営支援サービスを提供する株式会社エスプールブルードットグリーンです。前回のCDP(Carbon Disclosure Project)への回答支援における「安心感のあるサポート」が印象に残り、信頼関係が築かれたことが大きな要因となりました。

エスプールブルードットグリーンとの連携



エスプールブルードットグリーンは、現場の実情に合った算定方法を提案し、明確な進行ルールを示すことで、社内のデータ収集を円滑に進める手助けを行いました。これにより、「負担をかけない方法で協力を依頼する」という課題にも対応することができました。最初は大まかな算定を検討していましたが、詳細なデータに基づく方が効果的であると理解し、結果として継続的な分析に役立っていると実感しています。

社内外からの評価



SBT認定取得の成果として、投資家から「良い取り組み」と評価され、同業他社からの問い合わせも増加しました。社内でも排出量削減の数値目標を設定したことで、各部署に「自分たちも貢献しなければならない」という意識が広がっています。これらは全て、矢作建設工業が持つ地域に根付いた歴史や信頼を背景にしています。

今後の展望



今後、同社は社会的責任を果たす企業として、サプライチェーン全体の協力を重視する方針で進んでいく意向を示しています。また、建設業界が環境問題と密接に関わっているため、社会全体のサステナビリティ意識をさらに高めることにも寄与したいと考えています。このように、矢作建設工業は単なる事業運営だけでなく、地域や環境への大きな責任を果たすために、今後ますますの努力を継続していくでしょう。

企業情報




エスプールブルードットグリーンについて


  • - 商号:株式会社エスプールブルードットグリーン
  • - 所在地:東京都千代田区外神田3-12-8 住友不動産秋葉原ビル 11階
  • - 代表者:取締役社長 八林 公平
  • - 事業内容:サステナビリティ経営コンサルティング
  • - 設立:2011年11月


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会社情報

会社名
株式会社エスプール
住所
東京都千代田区外神田1-18-13秋葉原ダイビル6階
電話番号
03-6859-5599

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