全国高校柔剣道の祭典、金鷲旗・玉竜旗大会が開幕
福岡市の照葉積水ハウスアリーナにて、2023年7月22日から29日までの間、「令和7年度金鷲旗・玉竜旗高校柔剣道大会」が開催されます。この大会には、全国から延べ1,318校、約10,000人の柔道・剣道選手が集結し、熱い戦いを繰り広げます。
歴史ある大会
本大会は1916年に九州学生武道大会としてスタートし、様々な時代を経ながら名勝負が繰り広げられてきました。戦争や新型コロナウイルス感染症の影響で中断を余儀なくされたこともありましたが、今では100回大会を目指して着実に成長を遂げています。
抜き勝負の魅力
大会の特徴は、5人制の団体戦において、個々の選手が次々と相手を倒していく「抜き勝負」方式を採用していることです。一人の選手が多くの相手を倒した場合には、その成果を称えられる敢闘賞が授与され、これが選手たちの誇りとなるのです。この形式からは「5人抜き」「10人抜き」といった名誉ある称号が生まれ、選手たちの士気を高めています。
オープントーナメントでの活躍
金鷲旗大会は男子442校、女子151校、合計593校が参加し、玉竜旗大会には876校がエントリーします。特に、この大会は全国だけでなく、海外からも参加があり、玉竜旗大会では初めて韓国のチームも出場します。
さまざまなコンテンツ
大会では、多くの人々が参加できるように、全試合がYouTubeで無料ライブ配信される他、墨絵アーティストの西元祐貴氏が手がけたメインビジュアルも見どころです。今年の大会はさらなる充実を図り、オフィシャルグッズの販売も行われています。参加者限定の商品も販売されるため、お早めにゲットすることをお勧めします。
スペシャルアンバサダー世代交代
また、金鷲旗と玉竜旗のPR活動を強化するため、著名な方々がスペシャルアンバサダーとして就任。金鷲旗には穴井隆将氏、玉竜旗には佐藤あかり氏がそれぞれ名を連ねています。
応援ソングとクリニックも
金鷲旗大会では、初の公式応援ソングとして浦田兄弟の「LET'S GET STARTED」が採用され、決勝戦前にはライブも予定されています。さらに、全国の高校柔道部員たちに向けた「金鷲旗柔道クリニック」も開催され、特に注目されている講師陣には、東京オリンピックで優勝した永瀬貴規選手などが名を連ねています。
熱気あふれる大会を体感しよう
このように、今年の金鷲旗・玉竜旗高校柔剣道大会は、選手たちの熱意と全国から集まった実力者たちによる戦いであふれています。会場での応援や、オンラインで観戦することができるため、柔道や剣道が好きな方はぜひ楽しんでいただければと思います。選手たちの活躍を見逃さないようにしましょう!