神戸に息づく若きアーティストの魅力
神戸市で新たな試みが始まりました。それは、地元のアーティストたちが自らの表現を通じて神戸の魅力を発信するWEB動画シリーズ「GOD DOOR」です。このプロジェクトは、神戸の若者たちに「選ばれるまち」、「誰もが活躍するまち」を目指すという思いから生まれました。
全4弾から成るこのシリーズは、神戸のおすすめスポットを紹介しながら、それぞれのアーティストの個性を映し出しています。特設ウェブサイトおよびYouTube(kobe city channel)では、順次動画が公開されています。
アンドロイドフェスタで暴走するアート
その中でも特に注目したいのが、第3弾「GOD art DOOR」です。この動画は、未来的な「アンドロイドフェスタ」の会場を舞台にしています。来場者たちの期待感が高まる中、ある子どもがアンドロイドのコードを引き抜いてしまい、動かなくなったアンドロイド。しかし、その静寂はすぐに破られました。アンドロイドが突然、予期せぬ動きを見せ、周囲の人々を驚かせるパフォーマンスが展開されるのです。
動画の後半では、神戸のアートをテーマに、アーティストの蛮 BANG氏が選んだおすすめスポットが紹介されます。これにより、視聴者は神戸のアートシーンに触れることができ、地元の魅力を新たな視点から再発見することができます。
蛮 BANG氏の多彩なパフォーマンス
蛮 BANG氏は神戸出身のアーティストで、現代版ロボットダンスやアニメーションダンスを基盤に、映像や特殊効果などの要素を取り入れた独自のスタイルを展開しています。彼は2015年にイギリスの大規模なダンスコンペティションで優勝した実績を持ち、2016年にはニューヨークの「アポロシアター」において連続優勝を果たしています。また、日本最大級のロックフェス「SUMMER SONIC」への出演もあり、世界各地で高く評価されています。さらに、カナダのパフォーマー団体「シルク・ドゥ・ソレイユ」からも認定登録ダンサーとして認められています。
このような活動を通じて、彼のパフォーマンスは新たな驚きと感動を生んでいます。蛮 BANG氏の多面的な表現力は、神戸のアートシーンをますます華やかにしています。
まとめ
「GOD DOOR」は、単なる動画シリーズに留まらず、神戸の文化やアートを広く発信する試みであり、地域の魅力を引き出す重要な役割を果たしています。これからも続くこのプロジェクトは、神戸の未来を映し出す「入口」となることでしょう。動画は特設ウェブサイトやYouTubeで視聴可能ですので、ぜひ一度ご覧ください。
特設ウェブサイトはこちら
第3弾「GOD art DOOR」動画はこちら