1NCE Plugins発表
2024-01-12 16:00:01
1NCEが新たなIoTプラットフォーム1NCE Pluginsを発表し期待高まる
1NCEが理想のIoTソフトウェアプラットフォームを推進
2024年1月10日、アメリカ・ラスベガスで行われたCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)で、1NCEは新たに1NCE Pluginsを発表しました。これによって、IoT業界におけるプラットフォーム戦略は大きく進展しました。具体的には、ファームウェアのバージョン管理(FOTA)や高度なデータ可視化機能、さらに様々なクラウドプロバイダーとの統合オプションが新機能として追加されました。
IoTプロジェクトを加速する新機能
1NCEのIoTプラットフォームは、世界165カ国および地域において、デバイスデータの収集を安全かつ信頼性高く実現しています。これにより、集められたデータは実用的な情報に変換され、多様なIoTプロジェクトが可能となります。その結果、企業は市場における導入期間を大幅に短縮し、GPSなしでの位置特定や、ペイロードの最適化によって最大70%のバッテリー寿命延長を実現することができるようになりました。
FOTA機能
新たに提供されるFOTA機能では、接続されたデバイスのファームウェアを常に最新の状態に保つことができます。これにより、最新の機能リリースやバグ修正、定期的なメンテナンスがスムーズに行えます。また、Mender社との連携により、接続不安定や電源喪失に伴う問題を最小限に抑える工夫も施されています。コスト効率を考えた差分アップデート機能により、帯域幅の使用量を最大90%削減可能です。
データの可視化
1NCEはDatacake社のプラットフォームと提携し、その結果、ユーザーはデータを視覚的に確認できるダッシュボードへアクセスすることができます。これにより、プロジェクト計画からプロトタイピング、デプロイまでのプロセスが加速され、即座に1NCEプラットフォームに取り組むことができるのです。
クラウドプロバイダーとの統合
さらに、AzureおよびAWSなど他の主要クラウドプロバイダーとの統合が可能になり、ユーザーはIoTデータを円滑に移行できます。こうした新機能は、バッテリー駆動のデバイスからでも効率的にデータをクラウドへ送信するための信頼性の高い手段を提供します。
1NCEの未来
1NCEの最高執行責任者Ivo Rookは、「オープンプラットフォームの重要性」を強調し、IoT製品をプロダクトサイクル全体にわたって管理する未来を見据えていると述べています。また、2024年中には更なる進化を遂げることを誓っています。
創立以来、1NCEは現在、165の国々で2000万以上の回線を通じてサービスを展開しており、フォーチュン500企業の60社以上が選んでいます。1NCEは、業界を革新するシンプルかつ効果的なIoTソリューションを提供し続け、今後の展望にも高い期待がかかっています。さらに、CES 2024では、RookがCarsのパネルディスカッションにも参加予定です。
オンラインショップでは25言語に対応したカスタマーサポートが用意されており、ユーザーは気軽に1NCEのサービスを利用できます。詳しい情報は、公式ウェブサイトやSNSを通じて確認することができます。
会社情報
- 会社名
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1NCE株式会社
- 住所
- 東京都港区六本木3丁目6番9号
- 電話番号
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