台湾・香港からの訪日観光客のラーメンとデザート事情に迫る！

台湾・香港からの訪日観光客の食文化調査

株式会社ジーリーメディアグループが運営する訪日観光情報サイト「樂吃購（ラーチーゴー）！日本」が行った調査により、台湾人・香港人が日本旅行中の食文化を深く理解するための貴重なデータが得られました。対象となった1738人の訪日経験者の意見から見えるのは、ラーメンとデザートの圧倒的な人気です。

ラーメンの魅力

調査結果によると、97.8%の台湾人・香港人が日本旅行中にラーメンを食べた経験があると回答しています。これは訪日回数が1回の人でも85.5%、1〜2回の人では90.5%に達しており、多くの人がラーメンを旅行の重要な目的としています。日本国内には多様なラーメンが存在し、各地のご当地ラーメンを楽しみにしている旅行者も多いとのこと。

デザート文化の浸透

多数の人々が日本旅行中に夕食後にデザートを食べる意向を示しており、約85.3%が「夕食後にデザートを食べる」と回答しました。中でも人気のデザートは「コンビニスイーツ」で、77.6%の人がこれを楽しみにしているとのことです。この人気の背景には、日本のスイーツが手軽かつ美味しさを兼ね備えていることがあります。台湾では普段デザートを食べる文化が根付いているわけではないため、旅行時の特別な体験として、デザートを楽しむことが多くなるようです。

朝食へのこだわり

調査では、旅行中の朝食に「しっかり食べたい」と考える人が71.1%に達しました。朝食の場所としては、「ローカルレストランや喫茶店」が最も支持を受けており、旅行者が日本の食文化を実感する瞬間です。

調査の背景と目的

「樂吃購（ラーチーゴー）！日本」編集長の陳怡秀（チン・イーシュウ）氏は、「日本のラーメンはブランド化されており、多くの台湾・香港の旅行者が日本のラーメンを楽しみに訪れている」とコメントしています。また、デザートに関する調査結果からも、日本での食文化の多様性と魅力がうかがえます。

今後、同サイトでは全国各地のラーメン店に関する特集を企画・発信していく予定です。