株式会社モリサワは、開催中の「モリサワ タイプデザインコンペティション 2024」を記念して、オンライン特別セミナー「Motivating Timeless Creativity」を公開しました。
本セミナーは、時代を超越する書体デザインについて、世界で活躍する3名のタイプデザイナーが自身の経験や考えを語ります。
セミナーでは、欧文をはじめ様々な言語の書体を手がけてきた大曲都市氏による書体制作のノウハウや制作ツールの具体的なTipsを紹介。2019年のコンペで欧文部門金賞を受賞したノエル・リー氏は、書体「Areon」の制作秘話やタイプデザインの奥深さについて語ります。そして、今回のコンペの特別審査員を務めるマシュー・カーター氏は、時代を超えて愛される書体デザインとその考え方について事例を交えて解説します。
各セミナーは、約10分から20分の動画形式で公開されており、モリサワの公式サイトから無料で視聴可能です。
今回のコンペティションは、従来の「和文部門」「欧文部門」に加え、新たに「簡体字部門」「繁体字部門」「ハングル部門」が新設されました。応募期間は2024年8月29日までです。
公式サイトでは、応募要項の確認に加え、セミナーの詳細や審査員からのメッセージ、過去のコンペレポートなども掲載しています。