ニチレイフーズがResilireを導入し安定供給を目指す
食品業界は自然環境や疫病の影響を強く受けるため、常にサプライチェーンの安定性が求められます。株式会社ニチレイフーズは、この課題に対処するため、株式会社Resilireが提供するサプライチェーンリスク管理サービス『Resilire(レジリア)』の本格運用を開始しました。
食品業界が抱える課題
自然災害や感染症の発生は、食品業界にとって大きなリスク要因です。農産物や畜産物といった原材料は、自然環境の変化や疫病の影響を受けやすく、供給が途切れれば消費者の生活にも直結する問題を引き起こします。そのため、ニチレイフーズは『Resilire』の導入を決定し、サプライチェーン全体のリスクを迅速に把握し、安定した供給を維持するための体制を整えてきました。
Resilire導入の背景と目的
サプライチェーンの可視化を進めることで、リスクの迅速な把握や影響評価を実施することが『Resilire』導入の目的です。このシステムは、取引先データを効率的に処理し、リスク情報をリアルタイムで取得することにより、影響範囲を素早く特定することができます。
ニチレイフーズはすでに具体的な運用に着手しており、調達品目や拠点の利用範囲を拡大することで、さらなる強固な供給体系を目指します。特に、自然災害に対する感知能力を高め、被害を最小限に抑えることが求められています。
具体的な期待効果
- - 安定供給体制の高度化: サプライチェーンをツリー構造で可視化することで、平常時・緊急時におけるリスクマネジメントが可能になります。
- - 迅速なリスク検知: 自然災害などの影響をリアルタイムで確認し、必要な初動対応を迅速に行うことが可能です。
- - 情報の一元管理: サプライチェーンの情報をクラウドで一元管理することで、現場の負担を軽減し、経営判断の迅速化を図ります。
ニチレイフーズのコメント
株式会社ニチレイフーズの常務執行役員、山本友紀氏は「食品は自然環境と密接に関わっており、サプライチェーンの一部でトラブルが起きるとその影響は多方面に及ぶ」とコメント。このシステムを通じて、さまざまなリスク要因を早期に把握し、安定した供給ができる体制を整える意義を強調しました。
Resilireの背景と企業概要
株式会社Resilireの代表取締役CEO、津田裕大氏は『Resilire』の本格運用がニチレイフーズにより開始されることに感謝し、食品業界はコントロールが難しい外部要因に常に影響されていると指摘しました。彼はこの取り組みを通じてニチレイフーズの供給体制を一層強化し、持続可能な運営に貢献する信念を表明しています。
まとめ
ニチレイフーズによる『Resilire』の本格運用は、食品業界の安定供給の新たな試みです。リスクを迅速に検知し、対応できる体制の整備は、未来の逸品を消費者に提供するために重要なステップとなるでしょう。持続可能なサプライチェーンの構築を目指し、ニチレイフーズはこれからも進化を続けていくことでしょう。